く静岡県の川勝知事が4月10日にも辞職願を出すことが決まったと報じられています。

辞職の原因は、今月1日新人職員への訓示で、次のように述べたことにあります。



県庁というのは別の言葉で言うとシンクタンクです。

毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり物を作ったりとかと違って、基本的に皆さんは頭脳・知性の高い方たちです。




額に汗して働く人を見下した差別発言で、辞職に追い込まれるのは当然のことです。



一方、安芸高田市では、「議会を敵に回すと政策が通らなくなりますよ」と恫喝されたと大ウソをでっち上げ、名誉棄損で敗訴した市長が平然とその席に居座っています。

安芸高田市では、市長の大ウソや名誉棄損は何ら問題にならないようです。



先日の記者会見で、市長が次のように発言しました。



議会の自律権の侵害、それは自律している組織がいえる話です。



自分のことは自分でできる状態で、初めて自律権というものが生まれる。



出来もしていないのに偉そうに自律権を主張するというのが根本的に間違っています。





耳を疑う発言です。

議会を完全に見下しバカにした、二元代表制の下ではありえない発言です。



例えば、広島県知事が記者会見でこの発言をしたらどうなるでしょうか。

大変な騒ぎになり、知事は記者会見場を出るや否や、即刻辞職願を書くことになるでしょう。

それだけ大変な発言なのですが、安芸高田市では何の問題にもなりません。



今の安芸高田市は、日本の常識が通用しない自治体になってしまいました。



市長の言いたい放題、やりたい放題、ますます過激になる映像をYoutuberが切り抜き動画にして稼ぎ、それを見た信奉者が「いいね」を押し「コメント」で持て囃す。

市長の関心はもはやここにしかないようです。



今日(8日)市長がXに、次のように投稿しました。



市の公式チャンネルの登録者数が25万人を超えました。

ここで大事なお知らせです。

切り抜き・まとめ動画は引き続き許可しますが、概要欄に出所(動画のタイトルとリンク)を示すようにしてください。

また、切り抜きにも、まとめにもなっていない転載は認めません。




4月から6月上旬にかけては議会も開催されませんので、動画のネタがなくなります。

市長は、切り抜き・まとめ動画の作成を催促する犬笛を吹いたのです。




市民の怒りの頭上で、市長が狂喜乱舞しています。市民の皆さん、うっとうしいものは叩き落さないといけません。