3月6日の定例議会の一般質問が行われている最中に、突然市長が「先川議員が目をつむっている」とあたかも居眠りをしているかのように指摘し、先川議員が反論して議場がざわつく場面がありました。

市外から来た満席の傍聴者は拍手喝采、目の前で市長の活躍を堪能した彼らは十分に満足した1日だったでしょう。



市長が目をつむっている議員を見つけて「居眠りだ」と糾弾するのは、これまでも何回もありました。

まさに、「居眠りハンター」と化しているのです。

そして、そのたびに動画が編集されてネットの流れ、市長は腐敗・老害議会と戦うは改革市長を演じ、何も知らないネットの支持者から賞賛を浴びてきた経過があります。



ネットの社会では、常に新しいネタを流さないと忘れ去られます。

特に最近は、二つの裁判に全面敗訴し、「業者を泣かせる嘘つき市長」としてその名が広まっていることから、相当な危機感があるのでしょう。

最近では、月に3回程度「あきたかたMeet-upオンライン」と銘打って動画配信していますが、劇場型政治のアピール度に勝るものはありません。

市長は、久々に「居眠りハンター」を出動させ、例によって「動画のネタ」をでっち上げました。



動画のネタにされた先川議員が頭にくるのは当然です。

議会終了後、先川議員は議場を出た市長を呼び止め、別室で抗議しようとします。

一方で、この場面を撮影していた支持者を見つけた市長は、動画に映るように廊下で対応しようとします。

市長は、別室に先に入った先川議員を見て、これでは動画にならないと判断したのでしょう、立ち去ります。



思わぬ形でネタを手に入れた市長は、早速Xに動画を付けてポストし犬笛を吹きます。



本日、動画にある通り、一般質問の最中に先川和幸議員が目を瞑っていると指摘しました。

散会の後、議場の外で待ち構えていた先川議員に「お前は何を言いよるんならぁ」と怒鳴られ、「こっちへ来い」と控室へ呼ばれました。

これが地方議会の実態です。

やり取りの一部を傍聴に来られていた方が目撃されていましたが、もしかして動画を撮られていたのかも知れません。




市長は「動画をとられていた支持者はどんどんポストして」と煽り、金もうけに走るYouTuberは、「ネタが出たぞー」と動画の編集に熱を上げていることでしょう。



市長は、憲法や地方自治法も知らず、行政能力も乏しくとも、人を貶める術だけは長けているようです。