5月11日、市長が次のようにツイートしました。



「市役所では毎週水曜日がお好み焼きの日です。普段の糖質制限は、「○○ちゃん」の肉玉そば(¥560)を美味しく食べるコツとすら思えてきました笑。でも、ダブルはまだちょっと躊躇いますね…。」



市長は、「山根議員が恫喝をした」とツイッターで攻撃し、山根議員から「名誉毀損」で、「石丸伸二」個人が訴えられました。

つまり、ツイッターによる攻撃は「石丸個人の行為だ」と判断しているのです。

すると市長は、「このツイートは市長としての行為だ。したがって、安芸高田市も当事者になる」と主張し、安芸高田市を強引に裁判に引っ張り込みました。

当事者になった安芸高田市は、安芸高田市を弁護する弁護士費用を負担することになります。

民事裁判は往々にして長期になりますので、その負担は相当なものになります。



それだけではありません。

「石丸伸二」が敗訴した場合(録音内容から見てその可能性が極めて高い)、損害賠償を払うことになりますが、その賠償金は、「市長の行為であることから市が負担する」ことになります。

多くの市民は、「単なる裁判」と思っておられると思いますが、とんでもないことが起こっているのです。



市長の理屈では、この「お好み談義のツイート」も、「市長としての行為」になることになります。

しかし、どうみても「石丸伸二」個人が発したツイートではないでしょうか。



仮に「市長としてのツイート」なら、市内には多くのお好み焼き店がある中で、特定の「お好み焼き店」の名前を出すのは許されることなのでしょうか。

「市長ご用達のお好み焼き」として、宣伝する義理でもあったのでしょうか。

名前を出された店もいい迷惑だと思います。

公私をわきまえない、分別のない、配慮に欠ける行為だといわざるを得ません。



「本質は細部に宿る」と言いますが、「ツイートの数十文字」の中に彼の体質がよく現れています。