あさのあつこくんの『ランナー』を読みました。
 
ランナー (幻冬舎文庫)/あさの あつこ
¥520
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タイトルでお分かりのとおり、陸上競技の話です。
 
 
高校陸上部の長距離走者加納碧李(あおい)は、
幼い妹を母の虐待から守るため、
部を辞めてしまう。
 
しかしやがて碧李(あおい)は、
自分が試合で惨敗し
走ることを恐れていたのだと気づく。
 
陸上部に戻った碧李(あおい)だったが、
記録は伸びない。
 
そんな時碧李(あおい)は、
母が妹を
別れた父に引き渡すことを知る……。
 
 
妹が見ている前での練習シーンで終わるのですが、
なんか、終わり方が中途半端ですね。
 
せめて大会のスタートシーンぐらいにしてもらわないと
盛り上がりに欠けます。
 
それにしても、
帯にある茂木健一郎くんの
「この作品は、現代の『走れメロス』だ。」
という言葉は、
的外れだとしか言いようがありません。
 
 
評価 ☆☆
 
 
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