- 吉田修一くんの『平成猿蟹合戦図』を読みました。
- 平成猿蟹合戦図/吉田修一
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- 有名な昔話「猿蟹合戦」は
- 猿が拾った柿のタネを
- 蟹が持つおにぎりと交換するところから始まります。
- それに類するシーンがないものだから
- どの辺が「猿蟹」なの？
- と思っていましたが、
- そう言えば「猿蟹合戦」の後半は、
- 子蟹たちの復讐譚だったですね。
- と、まぁそういう小説です。
- 吉田修一くん、芥川賞作家なのに、
- 完全にエンタメ系の作風になっちゃいましたね。
- 面白くって、飽きさせず、一気に読めます。
- 次回の本屋大賞の有力候補になると思います。
- 評価 ☆☆☆☆
- これまでに読んだ、その他の吉田修一の本
横道世之介
☆☆☆☆
初恋温泉 ☆☆
元職員 ☆☆☆
悪人 ☆☆☆☆
