岩崎夏海くんの
もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
を読みました。
 
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
¥1,680
Amazon.co.jp
 
 
去年の(今年もはてなマーク)ベストセラー。
 
大量に購入したのでしょうね、
図書館に5冊も並んでいたので
思わず借りてしまいました。
 
 
野球部のマネージャーになった少女が、
野球のマネージャーについての本を買うつもりで
組織の経営について書かれた
ドラッカーの『マネジメント』を
間違って購入してしまった。
 
けれども彼女は、
そこに書かれている内容に従って
改革を進め、
甲子園を目指す。
 
 
これ、同じダイヤモンド社から出ている
ドラッカーの『マネジメント』の
宣伝本ですよね。
 
間に挟まれている
同書からの引用が多くて
うざいです。
 
あと、文章が小説の文章ではありません。
 
ストーリーは単純で、
元マネージャーも
あぁやっぱり、
という結末なのですが、
最後はちょっと感動してしまいました。
 
これで『マネジメント』から離れて
話を展開してくれれば
野球小説として十分だと思いますが、
それではそもそも本書が成り立たないわけで、
難しいところですね。
 
 
評価 ☆☆
 
 
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