年間平均15件もの不可能犯罪が起きてしまう
架空の町蝦蟇倉市を舞台にした
ミステリーのアンソロジー第二弾『蝦蟇倉市事件2』です。
 
蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)/秋月 涼介
¥1,785
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「さくら炎上」 北山猛邦
連続殺人事件の犯人は親友の陽子!
その哀しい理由とは?
うん、良いですね。
動機が、素敵です。
☆☆☆
 
「毒入りローストビーフ事件」 桜坂洋
レストランでの会食中に死んだ大学の同期生。
ただの病死なのか?
それともこの中の誰かが殺したのか!?
病死で良いのでは……。
警察も気づかないでしょ。
☆☆☆
 
「密室の本ー真知博士五十番目の事件」 村崎友
大学の先輩が密室で殺され、
押し入れにあったはずの大量の本が一夜にして消えた!
果たして、自殺なのか?
そして、本はどこにいったのか?
真知博士の記念すべき五十番目の事件、それが動機とは……。
☆☆☆
 
「観客席からの眺め」 越谷オサム
吹奏楽部の顧問が殺された。
部屋には大量の毛髪が撒き散らかされていたという。
何故?
ちょっとヤな感じです。
☆☆☆
 
「消えた左腕事件」 秋月涼介
美術館で起こった殺人事件。
被害者の左腕は切断され持ち去られていた。
いったい何のために?
宗教団体に雇われた殺し屋。
☆☆☆
 
「ナイフを失われた思い出の中に」 米澤穂信
なぜユーゴスラビアから来た友人の兄に語る
形式にする必要があるのか、
わかりませんでした。
☆☆
  
 
んー、『1』に比べるとやや落ちますね。
 
 
評価 ☆☆☆
 
 
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