2011年本屋大賞 」ノミネート作品読了5冊目はこちら!

 

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)/梓崎 優

¥1,680

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梓崎優くん、初めての作家さんです。

 

語学堪能な主人公が世界各地を旅し、

事件に巻き込まれる、

というのが基本のスタイルとなっています。

 

全5編の連作短編集。

 

「砂漠を走る船の道」

砂漠を行くラクダの隊商。

そこで起きた連続殺人事件の動機とは?

 

「凍れるルーシー」

ロシア正教の修道院で起きた

列聖をめぐる信仰心ゆえの悲劇。

 

この2作がベストですかね。


「白い巨人」はいまひとつでしたし、

「叫び」も残念ながら

動機に理解が及びませんでした。


でもまぁ、ひとつひとつの作品は

それなりに楽しめたのですが、

最後の作品「祈り」が

決定的に好みではありませんでした。

 

もっと普通で良かったのではないでしょうか。

 

この作品での受賞は難しいのではないかと思います。

 

 

評価 ☆☆☆

 

 

本屋大賞ノミネート作品読了ランキング

 

 ①キケン  有川浩 ☆☆☆☆
 ②悪の教典  貴志祐介 ☆☆☆

 ③ふがいない僕は空を見た  窪美澄☆☆☆
 ④錨を上げよ  百田尚樹 ☆☆☆

 ⑤叫びと祈り 梓崎優 ☆☆☆

 

 

受賞作の発表までに全部読めるでしょうか?

 

 

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