タイトルだけは知っていたけれど
これまで読んだことのなかった作品、
吉本ばななくんの『キッチン』を読みました。
- キッチン (新潮文庫)/吉本 ばなな
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というか、ばななくん自体初めてですね。
初ばなな。
確か、これがデビュー作。
今は無き「海燕」の
新人賞を取ったのではなかったでしょうか。
表題作の他2編。
うち1つは表題作の続編。
祖母が死に係累をすべて亡くしたみかげは
奇妙な家族に拾われる……
特に、紹介したくなるようなストーリーは無いです。
悪くは無いのでしょうが、正直つまらなかったです。
たぶん、感性に訴えて来る作品だと思うのですが、
ばくには何も届きませんでした。
でも、時代ですね。
ワープロを買って帰って来たり、
電話は家にしかなかったりと。
親に怒られながら友達と長電話をしていた頃を
思い出し、それは少し懐かしかったです。
評価 ☆☆