「1日が24時間より短いなら…」の謎シリーズあとがきです。
・その1「疑問編」
・その2「スッキリ編」
やーやー
私の疑問にお付き合いくださったみなさま、
ありがとうございました!
上手に分かりやすく説明できたか
読んでくれた人がスッキリできたかはすこぶる怪しいですが、
私はこれで満足しました・・・
「じゃあ、うるう年は いったい何を調整しているんだ?」
という新たな疑問も発生してしまいましたが(笑)
だって、
「1日がホントは23時間56分なのに
私たちが1日24時間ってこと暮らしてるせいで生まれるズレを
うるう年が調整中しているんだよー」
って聞いてたんだもん。
これはなんだったんだ(笑)
うん、また調べてみましょう。
検索っていうシステムは 本当に便利でいいですねぇ。
(学校って、分からないところを先生に質問すれば 直接教えてもらえてよかったなぁ。。)
■ 計算
さて…
では、計算したところも 一応載せておきましょう。
そんな難しいことはしていません。
小学校の算数です。
(厳密にやるなら小学校の算数じゃ足りないんだけど、
中学高校の数学を忘れちゃったのでカンタンにやりました。)
以下、私がひたすら算数をやるだけなので
ガンガン読みとばして大丈夫です(笑)
私が自分で考えてやった計算なので
知りたいことを求めるために考えるべき要素の取りこぼしは
けっこうあるかもですが(^_^;)
まぁ、ご容赦くださいませーっ
◯ 計算 その1
公転で 地球が1日に軌道を1度(←角度)進んで
それで地球から太陽が見える位置も1度ズレるって言ってたけど、
「1度」ってどこからきた数字なんだ?
この図のように地球が太陽のまわりを回っていて
「1日でどれくらい進むか」を知りたかったんですよね。
公転で 地球が太陽まわりを1周する角度は、360度ですよね。
1年に360度、地球が太陽のまわりを回ります。
1年365日です。
365日で、360度進む。
ということは、1日でだいたい1度進むことになりますね。
(1度よりちょっぴり小さいけど…!)
というわけで、
1日に地球が太陽のまわりを1度進んで
その分 地球から見える太陽の位置も1度ズレる。
となるのですー
ただ、
地球が太陽のまわりを回る軌道は
まん丸の円ではなくて 楕円の形なので
ホントにちゃんとやるなら これでは足りないです。
ホントにちゃんとやるならば
楕円の軌道での惑星の動きを求める
ケプラーの第2法則を使うのだと思われます。
(スマン、そこまではやらない)
◯ 計算 その2
ホントに、こんなに都合よくピッタリなのー!?
「計算その1」で、
1日に地球が太陽のまわりを1度進んで
その分 地球から見える太陽の位置も1度ズレる。
(ざっくり計算だけど、だいたいそんな感じ)
というのが分かりました。
その「1度ズレる」っていうのが
「1日はホントは24時間じゃなくて23時間56分だから、
1日4分ずつ時間がズレるんじゃない?」
っていう最初の疑問の
「1日4分ずつ時間がズレる」というところと
本当にぴったりなのか?
が知りたかったのでした。
…ということは
こんなふうに、
ズレた4分で
地球から見える太陽の位置が 1度ズレることが分かればいいんですよね。
---
地球は
23時間56分と数秒で 1回自転します。
360度まわる。
「数秒」のところまでやるのは大変なので、
「数秒」は省いて「23時間56分」として計算しました。
地球が1回(360度)自転するのにかかる時間
= 24時間56分
= 1436分
じゃあ、問題の4分でどれくらい回るかっていうと
4分でどれくらい回るか
= 1分で回る角度 × 4分
= (360度 ÷ 1436分) × 4分
=
これが「1」ならピッタリな訳ですな。
結果は…
おお!
4分で ほぼ1度!!
いいじゃん!
…という感じでした。
---
めんどくさがって「数秒」を省いたところや
公転の軌道は楕円なのに円として考えたところや
どっちの方向に1度ズレるのか考えてないところなど
(※ この計算だけだと
ピッタリになる方向にズレるかもしれないし
ズレが大きくなる方向にズレるかもしれないし
っていうのが分からないんだよな)
けっこう厳密じゃないまま進めちゃったのですが
「自転だけじゃなくて公転のことも考えてねー!」
というのが分かって 私は大変満足しました。
ガッテンガッテン!
---
2016年に書いたおはなしでした。
…というのも、さやかさんが遊びに来てくれたときに話したのでした。
楽しいガールズトークです。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!