おととい彼殿が見つけた動画です。
「虚数は存在しない」とかいうイメージを今すぐ払拭したい
というタイトル。
これはいかん！
おもろい！！
まだ途中までしか見てないけど、興奮してブログで紹介し始めています(笑)
とりあえず私が見て興奮できたところまでは、高校の数学の知識をチラッと覚えていれば分かると思います。
大丈夫です。難しくないです。
〔ちょっと解説〕
「虚数」というのは、
◯ × ◯ ＝ −１
のときの、◯ に入る数のことです。
数学っぽく言うと、「２乗して −１になる数」です。
計算する式では「ｉ(アイ)」と書いたりします。
ｉ × ｉ ＝ −１
泣いてるミッフィーちゃんみたいですね。
かっこよく書くと
ｉ^２ ＝ −１
です。
私たちは プラス同士、あるいはマイナス同士をかけ算すると必ずプラスになる と教わります。
「１×１」は、当然「１」ですし、
「(−１) × (−１)」も、そりゃあ「１」です。
「だから同じ数同士をかけ算してマイナスになることはない」と私たちは教わりますし、そういうものだと思っています。
だから、◯ × ◯ ＝ −１に出てきた 「◯」は、
「本当はあり得ないんだけど、便利だから とりあえずあると仮定して使うことにしよう」みたいな扱いです。
少なくとも、私が習った高校までの数学ではそんなふうでした。
そして、この動画の作者さんは言います。
「虚数は存在しない」とかいうイメージを今すぐ払拭したい
「１、２、３…」というように、数には個数を数えるときのものしかない と思っていたら、
マイナスの数だってあり得ない数です。
分数という考え方が定着していなかった頃は「0.33333…」(つまり3分の1)みたいな数には「！？」ってなったでしょうし
「3.141592…」「1.41421356…」
こういうずっと続く数もまた「こんな数おかしい！」と言われてきたようです。
自然数、整数、分数、有理数、無理数、実数…
こんなふうに、私たちはだんだんと頭がやわらかくしていくように「こういう数が存在するんだ！」というのを広げてきました。
「絶対あり得ない」「存在し得ない」そういう見方が当たり前だったのに
「いや、存在するでしょ」が当たり前になっていく。
そして、虚数も。
すごいよねぇ。
こういうのを見ていると、安易に「あり得ない」と決めつけるのがためらわれるようになってきます。
いろんな研究の末「実はありました！」ってひっくり返ったときに、バツが悪い思いをしそうですもの(^_^;)
このブログでは、「神様」「天使さん」みたいな存在の話も出てきます。でも私には見えていません。
UFOもおばけも見たことがありません。
なんなら、気功もレイキも使えません。
ケガが一瞬で治癒する奇跡も見たことがありません。
みんなの背中にある翼も見えません。
ウソなのか本当なのか、分からないことだらけです。
そこらへんは割と「自分、オカルト技をなんにもできなくてかっこ悪いなー」と思っています(笑)
友人知人がすごすぎる(笑)
でも、自分に見えないからって「あり得ない」と言っちゃうのは早計です。
分からないだけなんですから。
自分では あるかないか分からない。
あるかもしれないし ないかもしれない。
「見たことがある」「ふつうに見える」と言う人は、友人知人にいる。
じゃあ、分からない私としては「分からないけど、あるかもしれないし ないかもしれない」くらいに、どちらの可能性もキープしておけたらほどよい塩梅かなと思ってそうしています。
ほどよい塩梅って言うか、正直で素直な姿勢かなと(笑)
あるかもしれないし ないかもしれない。
アリだった場合でも ナシだった場合でも、どっちに転んでも困らない暮らしかた。
思いつく限りの全ての可能性に対応する暮らしかた。
そんなふうに暮らせたら、ヘンに決めつけて押しつけることもなく、きっと いろんな人に心を配りながらやさしく暮らせるなぁと思うのでした。
数学って 考え方の学問なんだろうなと思う。
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物事の認識がひっくり返る可能性を考慮して
「現段階の私は ◯◯のように理解しています」
「今の私なら、こう思う」
という言い方を私はよく使います。
言い切らないところにもどかしく感じる人もいるだろうな とも思いつつ、でもこうなっちゃうなぁ。