ハンガリーで最近まで使用されていた迷彩の戦闘帽です。この迷彩は、20年程度使用されてきましたが、2016年頃からハンガリー版マルチカム迷彩を導入し、更新が進んでいます。いずれは過去となってしまう迷彩です。

 

最大の特色は、オーストリア・ハンガリーの伝統を受け継ぐようなデザインです。このデザインは戦闘帽にも制帽にも受け継がれています。体制が変われば、あろうことか敵国のデザインのものを採用し、自国の伝統のものを忌避しているようなどこかの国とは大違いです!

なかのつばの上に太いひもがあります。このひもを結んで帽子の形状を整えます。写真ではもう結んである状態です。