マヨネーズ

中学生の時に、とあるアメリカ映画を観て以来、
「マヨネーズ」という言葉に囚われて来ました。

映画の中では、人を馬鹿にする意味合いで使われていた言葉の様でした。

「マヨネーズ」…
どろどろとして気合いのない感じ。
軟弱な男を揶揄する言葉なのか?

インターネット社会になって、おもむろに「マヨネーズ」の真意が知りたくなりました。
職場の同僚にわけを話して調べてもらう。

…「マヨネーズってマヨネーズしか意味ないですよ」
…「これといってスラングではない様ですね」

そんなことはない。
映画では、これ見よがしに罵っていたではないか。

「ん」?。

「マヨ‥、マヨ…、マイヨ…、メイヨ・・・」
「メイヨネーズ」?

「主人公の名前はザック・メイヨーだ!」


その号令とともに、同僚が一気に検索を始める。
「あ、それですよ。主人公の名前を‥ 名前を揶揄しているんですね!」

『愛と青春の旅だち』
リチャード・ギアの出世作です。

主人公の名前はザック・メイヨー。
教官役のルイス・コゼット・Jrはこの名前の発音を揶揄して、
「メイヨネーズ」とからかっていたんです。

これには気づかなかった。
普通、字幕を見ていたら気づかないよね。

30年来の疑問が解けて大満足。

「自分だけでは解決できない問題は、一度、外に投げてみるべきだ」
そんなことをまざまざと感じた日。

「自分の中から発するだけでも良い」
言葉にすることがいかに大事であるか。

個人的な疑問に付き合ってくれたみんなに、ありがとう。

では。