「煙草」

若い時にはよく吸いましたね。
日本のタバコと洋モク。

日本のタバコは「セブンスター」の一択でした。
もちろんソフトケース。
たまに吸うのは「ホープ」と「ピース」。

洋モクと言えば「マルボロ」か「ラッキー・ストライク」。
メンソールでは「クール」。

毎日毎日、よくあれだけ吸ったものです。
今では考えられないほど安くて、吸えども吸えども吸い切らないほどでした。

夜に飲みに行ってもカウンターで吸い放題。
一箱を一時間で吸い切り、追加はお店のストックを分けていただく。
「懐かしいな」。

それもある日以来きっぱりなくなりました。
2009年11月23日。この日に家で一本吸って以来、今まで一度たりとも
吸ったことはありません。
「何があった訳でもないけれど」。

「やめようかな」と思ってから、
一本も吸ったことはありません。
意思が強いと思うことでしょう。

「お酒ではこうはいかない」。
何度もやめては飲んでしまうことを繰り返している。

タバコを燻らせる風景には憧れるが、
タバコを吸うことは金輪際有りえない。

「それぐらいの決別をしたのだな。あの日に」。

何が、そうさせるのかも判らない。

では。