キャンプが好きです。

 

でも、鍋を薪の直火にかけることがあまり好きではありません。

また、食品を薪の直火で、とくに遠火であっても焼くことはありません。

 

そんな訳で、コンロと炭は欠かせません。

ずっと茶道を習っていたせいもあって、炭はクヌギやナラの炭が好みです。

匂いも少なく、火持も良いです。

 

あと、飯盒炊爨の際に火力の調整がつけやすいです。

じんわりと包み込むように鍋底を加熱し、うまく対流が起きていること

でしょう。炊き上がりもムラがなくご飯が美味しいです。

もちろん火力の調整時には炭の移動をしなくてはなりませんが。

釜炊きと同様の仕上がりが得られますよ!

 

 

おこげも飯盒炊爨の醍醐味かもしれませんが、私はコゲに伴う焦げ臭さが

好きではないので、炭火でじっくりと炊爨に向き合っています。

湯気の匂いを嗅ぎ分けることも重要です。

 

某炊飯器メーカーの数万円もする炊飯ジャーではだいたい1時間を要しますが、

飯盒炊爨では、炭を熾す時間を除けば、実質30分で美味しいご飯がいただける。

これも重要です(沸騰まで7分、弱火て8分、火から降ろして蒸らし15分です)。

 

あと、便利ですが、キャンプにはガスコンロを持っていきませんし、ガスボンベも

持っていきません。そこは妥協できないんです。

ランプも持っていないので、夕刻以降は真っ暗です。

でも、8時には寝てしまうので問題ありませんが。

 

これ、コンロを持ち歩けるのも車があってこそですよね。

自転車での輪行キャンプの時にはどうしようかしら。

「缶詰でも食べるとするか」

 

では。