久しぶりなので前に何を書いたのか忘れてしまったので、読み返して…

 で、続き…

 

看板を堪能したらチケットを買っていよいよ入場…というわけにはいかない。

実は映画館の外には、もう一つ楽しみがあるのだ。

 

スバル劇場の場合、入口の向かって左にチケット売り場。ここはガラス張りで下の方がチケットやお金をやり取りできる窓口があって、お金のやり取りをするようになっている。まぁ、ここに限らずほとんどの映画館がそうなっていた。

 

そしてその左にショーウインドウ。

上映中の映画のスチール写真が数枚貼られていた。映画館によっては、次回作のものもその横に貼られてあって見る事ができた。

その写真を見るのが映画館での楽しみの一つなのだ。

映画のワンシーンを切り取ったスチール写真。それを1枚1枚、じっくりと見ていく。

 

うん、さらにワクワクが高まる瞬間。

大丈夫。上映開始の時間は確かめてある。写真を観賞する余裕は計算済みだ。

 

主人公がカッコ良く銃を撃つ瞬間。颯爽と馬にまたがる姿。カウボーイハットを人差し指でちょいと上げたり、ニヤッと笑く大人の渋さ。敵役と対峙する緊張感。

実際のスクリーンでは、写真のシーンがどうなっているのか、どんな時のカットなのか、勝手にストーリーを作り上げ妄想し始める。否が応でも期待が高まってくる。実際の本編と想像が違っていても構わない。

 

妄想もまた映画の楽しみである。

 

ちなみにこのスチール写真、二度楽しむことが出来るのだ。

映画を見終わって劇場を出てからもう一度写真鑑賞。ああ、これはあのシーンで、これはあのシーン。

 

ところが、本編を見た後にもう一度見返すと、記憶にないシーンの写真があったり、そのシーンはあっても、何かちょっと違和感を感じる写真がたまにある。少し角度が違うぞとか、人数が多い?倒れ方が逆?とかね。

 

それがスチール用に撮ったカットだったり、最終的にカットになったシーンというのを知ったのは大人になってから。

中学生の頭では、なんかおかしいな…。?マークでいっぱいだった。

でも実際の本編と想像が違っていても構わない。妄想もまた映画の楽しみ。

そういった写真を見ながら、これから映画館の暗闇で繰り広げられる活劇をたっぷり妄想しながら楽しむのだ。

 

映画館の外で楽しんでから、さあようやくお金を払って入場~

となるのである。