「連絡をしてくるな」

そう言われても養育費だけでも払ってもらおう。

不倫して育児放棄して養育費も払わないなど許さない。


ある時から、旦那が女の目の前でLINEを打っているか、もしくは女が旦那になりすましてLINEを打っているのではないかという疑惑があり、私は養育費の連絡や事務連絡(子供の行事等)はメールで送るようにした。削除しても履歴が残らないように。まるで私が不倫女になったような気分だった。


養育費は明細と共に送った。

(旦那は不倫を終わらせるまで文句を言わずに私が請求する金額を振り込んできた。)


そのうち、あんなに「離婚するまで子供にも会わない」と離婚攻撃をしてきた旦那が、行事に来たり来なかったりするようになった。

その時間が過ぎたら「仕事だから」とそそくさと居なくなった。


子供達がパパが居なくなった事に気付いた時に「パパどこ行った?」と聞かれるのが苦しくて、辛くて、不倫者達が憎くてたまらなかった。


◯んでくれ。

そしたら子供達に「パパは天国で見守ってるよ」と言える。


「お仕事なんだって。」


仕事=不倫


仕事をする身としては、仕事と言いながら不倫に時間やお金を費やす事も許せなかった。


仕事だから仕方ない。


そう思って子供の事も担ってきたが、不倫されていたのだ。


私の事も仕事の事もバカにした。

ふざけやがって。


「女で1つでも大丈夫、監視されたり気を遣わなくて楽チンじゃん」と思う一方で憎しみは増すばかりだった。


子供達が寝た後は悔しくてクッションに顔をうずめて叫んだ。

シャワーを浴びている間に泣き叫んだ。


捨てられた、他の女を選んだ、という事実を受け入れたものの、何故こんな事になったんだ!人の人生を何だと思ってるんだ!と怒り、憎しみはマグマのようにフツフツと湧いてくるのだった。


冷静に。

淡々と。

深呼吸。


何度も繰り返す。


もうすぐ朝がまたやってくる。

まだこの頃も明日が来るのが怖かった。