不倫女の名前が判明した時、私がすぐにしたのはネットでの名前検索です。

漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字などで検索をしました。

馬鹿で厚顔無恥な不倫女は本名でアカウントを作っており、自分の顔や体、キャバクラで手に入れた物、友人(?)、旦那の体の一部や持ち物の写真や声が入っている動画をあげていました。 

また、出身地も推測できました。

探偵よりも先に情報が手に入っており、調査の必要があるのかわからなくなるほど情報を自ら発信していました。(しかし、私が動くときのためのお守りとして確実な証拠を手に入れるために探偵をつけました。)


また、そのSNSの仕組みを知るために、私自身もどうでもいい投稿をはじめました。


不倫女のお陰で全く興味のない世界に少し詳しくなりました。


不倫生活の様子を見ていたら、間違ってダブルタップしてしまい「イイネ」を付けてしまった事もあります。

イイネには足跡が付いてしまうので「しまった!」と思いましたが、私は悪いことをしているわけではないし、こちらは特に個人情報を載せているわけでもなく、自然の物や季節の物などどうでもいい物を適当に載せていただけなので「まあいっかー」と思いました。


しかし、不倫女はその「イイネ」の相手が妻であることに気付いていました。

不倫女の投稿は、私にとって挑発的な内容のものにエスカレートしました。


私はこんな所に連れて行ってもらったの。

私はこんな物を買ってもらったの。

私はこんなに愛されてるの。


そんな投稿ばかりでしたが、私は全く羨ましいと思わなかったです。

私が不倫女の年齢だったら、中年既婚子持ちジジイに何をされても気持ち悪いとしか思えないからです。不倫女の年齢でなくてもですけど。


ただ、子供の事は可哀想に思いました。


その時間、子供と過ごせたよね。

子供に愛情を注いで欲しかった。


不倫女は私のSNSを監視するようになりました。

私は何事も無いように、たまにどうでもいい投稿をし続けました。


くだらない戦い。


しかし恐らくそれも一因となり、不倫者たちはさらなる地獄へと進んでいったと私は思います。