不倫同棲をやめない不倫者たち。
結果的にその不倫者たちを放置する私。
そんな冷戦状態でしたが、家に来るのが数ヶ月に1度だったのに、間隔が狭まってきました。
最初の頃は、仕事の合間だと言ってすぐに居なくなったりしていました。
来れば私に普通に話しかけてきて、気を遣いつつも笑わせようとしたり、出掛ければ自分がコーヒーを飲む時に私の分も買ってくれたり、なんというか、とことん私が嫌いにならないようにしているのかな?という様子でした。
傍から見れば、どう見ても普通の家族。
でも旦那は不倫同棲をしている現実。
夕飯も家で食べるようになりましたが、子供と風呂に入るようになって‥
でもそこで居なくなる‥
子供は悲しむわ泣くわで大変でした。
慣れれば大丈夫かと思いましたが、バパに読み聞かせをして欲しいと絵本を持ち渡すので、子供が寝るまで居るように頼みました。
それから、夜中の12時くらいまで寝て、そそくさと起きて居なくなる、というような行動をとるようになりました。
とても不思議でした。
旦那はとても睡眠が重要な人で、1度寝たら起きない人だったのです。
いつかは朝までコースでやらかすはず。
そしたら不倫女と揉めるはず。
そんな期待をしましたが、朝までコースは最後までありませんでした。
そもそも別居する前もその不倫女はキャバ嬢なので、電話などは夜中から朝方までしていたので、その時も不思議でした。
完全に旦那にとっては睡眠不足。
昔から旦那は睡眠不足が続くと苛立ち、キレやすくなる性格でした。
そんな性格すら変えてしまう不倫女。
恋?不倫は盲目なのでしょうか。
ある意味感心しました。
また、不倫同棲の部屋が狭い(私はネットで間取りも見つけていました)のか、旦那はしれっと衣替えをしに来ていました。
悔しい思いでその服を見てみると、不倫女の髪の毛がたくさん付いていて気持ち悪かったです。
わざとなのか、部屋が汚いのか‥
後からわかったことですが、不倫女は家事をしない、できない人だったそうです。
旦那は片付けは得意ですが、掃除機をかけたり拭いたりという作業をあまりしないので、床に落ちた髪の毛が服に付いてしまっていたのだと思います。
身なりばかり気にして、中身が無い女に旦那は惚れた。
家族を捨ててでも手に入れたかった。
‥
私は違うと思います。
旦那は、何も無い女を救った気になっていた。
家族でこのままダラダラと刺激のない生活を続けるより、若くて何も無い女をステータスとして持ちたかった。刺激が欲しかった。
妻はしっかりしているし、放ったらかしても自分でなんとかできるだろう。子供は勝手に育つ。
そんなところだと思います。
結婚不適合者。
そして父親になってはいけない人。
旦那が家に長居するようになり、私の知りたい欲がまた再開しました。
不倫女のSNSだけでは飽き足らず、本当のことを知りたい。
そんな私の好奇心から、またあの心臓が爆発し、体中の血管から血が吹き出るのではないかという体験をすることになるのです。
しかし、来る度にそれを繰り返しているとだんだん慣れてきて、苛立ちも無く、ああまだ女と続いてるのか‥ダメだコリャの域に達するのでした。