そんな日々を送っていたが、何度か我慢ならない女の行動で「いい加減にしてくれ。あなたたちのしていることは人を傷つけ、法に違反している。女に法的に動くよ。」と嗜めた。
旦那の回答は「そんなことしたら何もかもメチャクチャにするぞ。誰相手に言ってるのかわかってんの?」などというものだった。
それでも私は説得した。
「人として、父親として、立場を考えなさい。」と。
「正論はうんざりです。」
何をどんなに言っても無駄だった。
旦那の不倫により振り回されている日々。
たまに、家に宗教の勧誘が来る。
インターフォン越しだが優しい。
この人たちなら分かってくれるんじゃないか?
私はあそこに行くべきなのではないか?
なんて日もあった。
男性から「きれいなママ」と言われたりすると、「この子達のパパになってくれませんか?」と言いそうになった。
友達が、「まだまだイケるよ。離婚したら紹介するよ~。」なんて言ってくれると、「履歴書持参で面談して。」と冗談を言った。
しかし…
私が現実的に相談すべき人は…
まず寝れない。無力感。心療内科。(今回の不倫で初めて私は行きました。)これは早々に行った。
次に行くところは複数の弁護士事務所。
初めての心療内科では、女性の先生が肩を揉みながらおかしな日常生活の原因を聞いてくれた。
いい歳して私は知らない人の前で泣いた。
弁護士さんたちは状況を話すと「貴女が再婚希望ない間は離婚は考えなくていい。有責の旦那さんは貴女の状況だと○年何をしても離婚は認められない。婚費はこのくらい。離婚して養育費だとこのくらい。」と色々教えてくれた。
一人、男性弁護士さんは「女に○千万の慰謝料請求すればその女は逃げるだろう。1度出た旦那さんは戻らず他に女作る可能性が高い。」と言った。
他の弁護士さんは「現状維持。何か動きがあったときに考えましょう。」とのことだった。
更に、私は知り合いに不倫して離婚した人がいて元妻子には1円も払わないで笑っている男がいたので逃げる不倫者がどんなに姑息なのなかも知っていた。
私は現状維持を選択した。何年かかろうが耐えてみせる。
私は苦しみを受け入れた。
1度目からの苦しみ。
再建の苦しみ。
今後の苦しみ。
耐えられる。
自分の精神状態はブログで吐き出し、目の前の子供のこと、周りの人たちとの関係を考えて、「淡々と冷静に」を装いながら日々のやることをこなし、あー空がきれいだな、花がきれいだな、いい香りだな、など小さな幸せと、まだ小さな子に癒されたり泣かされながら過ごしている。
長い戦いになるが、継続不倫は慰謝料請求の時効がない。
私次第で何とでもなる。
「俺を一生家族で縛る気か?」
の答えは、
「不倫したくせに。嫌なら死ねよ。」
との心の中で思った。実際は
「私にとっても子供にとっても周りにとっても貴方が必要です。」
と伝え続けるがスルーされる。
何度でも私は伝え続ける。
明日死んでも悔いはない。