アルバム曲紹介04.ビビリーバー | 近藤晃央オフィシャルブログ Powered by Ameba

アルバム曲紹介04.ビビリーバー

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お待たせしました。
(寂しくなるからお願いだから待ってて)

アルバム全曲紹介。
第4回となります。

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え?…まだ4回?
あと今回も含め、
11回もあるの?…え?

…ニコッ(引き吊った営業スマイル)

今回は新曲となる『ビビリーバー』を
ご紹介いたします。

M04.ビビリーバー

インストアライブで
既にお聴きになった方も
居らっしゃるかもしれません。

ツアーでも盛り上がれるはずの、
ノリノリナンバーとなっております。

イントロなどもアゲアゲで
自分でフレーズ作っておきながら、

ほどよくかっこよく、
ほどよくダサい。

そんなサイコーな
楽曲になっているかと。


我ながらすごく
簡単なタイトルですが、

『臆病な(ビビり)』
『信じる人(ビリーバー)』という
意味になります。

自分自身を鏡に映したような
曲と言いましょうか。

だからこそ、

自分だったら
『こんな曲にケツを蹴り上げられる』
(励まされる)という、
気持ちで作りました。

夢を見る者へ捧ぐ
ドリーマーズアンセムになっています。


僕は10代の頃から、
『夢』や『憧れ』『希望』といった
キラキラした言葉がとにかく苦手でした。

『夢』なんて言ったら
幻のような気がするから
『目標』と言い換えたり、

『憧れ』と呼んでしまったら、
遠い存在だという事を認めてしまう
ような気がするから、使うのを避けてきた。

希望に溢れた言葉と向き合うのが
恥ずかしかったんだろう。

本当は、
そんな光のような言葉に向き合える
自分の意思を
持っていなかっただけだった。

『現実を見ろ』
と大人から教われば、
お前に何がわかる?と意気がった。

『信じれば、夢は叶う』
と教われば、
そんなの綺麗事だと意気がった。

我ながら、
なんて面白くない子供だったんだろう。


覚え過ぎては
大切な事の忘れ方まで覚えた
歌詞より抜粋


良くも悪くも、
現代っ子だったと思う。

大人になった今の方が遥かに
子供っぽい遊び心を持ててるような気がする。

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あれから時が過ぎて

叶えた夢も、叶わなかった夢も、
まだ叶えられていない夢も、ある。

大人になって、
改めて考えてみた。

『信じれば、夢は叶うか?』

この問いに対する答えは、
昔と変わらない。NOだ。

ただ、

少しだけ、言い換えてみたら、
しっくりくるんだ。

『夢を叶えた奴は、結局は、
じた奴なんじゃないか。』

信じた全員が
報われる訳じゃない。 
それで保障される訳ではない。

でも、そこに辿り着いた人間は
紛れもなく『信じた人間』だと思うんだ。

自分を信じる。
具体的にそれは何なのか?

僕もまだまだ人間として、
ペーペーだ。

無責任な事は言いたくないから、
明確には答えられない。

でも、ひとつ。
思うことは、

自信家は、
『できる』という自信を
信じればいいんじゃないか。

例え、それが勘違いでも、自惚れでも、
自信だって立派な才能だと、思うから。

その逆に

臆病者は、
『やってみたい』という本音を
信じればいいんじゃないか。

『どうせ、自分になんか出来っこない。』
そんな言葉すら、

本当は

『出来るもんなら、やってみたい。』
という意味なんだと、

僕は、僕に教わった。

今だから、わかる。
本当はやってみたいんだ。

好きだと、
やってみたいと、

そう思う事が、
既に才能なんだと、思うから。


真面目な話が続いたので
突然ですが

変顔休憩に入ります。

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油断するなかれ。
うむ。

一息ついたところで、
話に戻ります。

変顔のせいで
話が入ってこなくなってたら
ごめんなさい。


『心情呼吸』という曲で
伝えたかった事と同じように

僕の夢は、
叶うか、叶わないか、というより

『叶えたい』という願いによって、
続いている。

人間は根本的には
変わらないんだろう。

だけど、大人になって、
今、夢を夢と呼んでみたくなった。

相変わらず、
キラキラした言葉は恥ずかしい。

照れながらも、
その光のような言葉をしっかりと捉え、

閉じていた瞼を開いた。


その壁は扉かもしれないんだ
さぁいこう いこう
進めビビリーバー
歌詞より抜粋


臆病な事は、
そう簡単に変わらない。

でも、

始まる前に
自分で終わらせてしまう事より、

『信じる事』は、怖くない。