アルバム曲紹介01.グラデーションフライ | 近藤晃央オフィシャルブログ Powered by Ameba

アルバム曲紹介01.グラデーションフライ

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今日から少しずつだが、
アルバムの収録曲を
紹介していこうと思う!

と、

張り切って更新ボタン押したら

いきなりアメブロのメンテナンス中でした。

近藤こそ!!
…ん?
今度こそ!!

レッツゴー!
どーん。

まずはこのアルバムを飾る
オープニングナンバーを紹介しよう!!

うむ。

その曲の名を
『グラデーションフライ』

この曲は、水中にインクアートで
僕が描いたアルバムのジャケットを
もろに体現している曲でもある。

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それは『個性』というものを
『色』として
表した曲であるからだ。

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『誰かと違う 彩 手にするために
何度も塗りたくっては ほぼ漆黒の性
ボクはボクで いかせて』
歌詞より抜粋



吸収する事。
影響される事はとても良い事だ。

それを他人の色を
自分の色と混ぜる事に
例えるとしたら。

色んな人の色を取り入れる事は
とても大切な事だ。

しかし、この曲は、

混ざり合う必要性と同時に、
それの『やり過ぎ』を警告した曲だ。

どんなに綺麗な色でも、
どんなに鮮やかな色でも、

重なり過ぎた色は、
『黒』にしかならない


僕は昔から、
よく人から『変わってるよね』と言われてきた。

僕は最初それを褒め言葉として受け取ってきた。

だけど、少しずつ理解していった事がある。

それは、

同じ気持ちを
分かり合える人が
数少ない事を意味していた。

周囲から理解を得られなかったり、
孤立する事がよくあった。

『集団生活』で際立ち過ぎた個性は、
いずれ孤独と孤立に変わる。

あの頃、
孤独と個性は、紙一重だった。


そこに馴染むために覚えた事は、
『なるべく他人に合わせること』だった。

そんなこと、社会で生きて行く為には
絶対必要だと、今でも思う。


だけど、


完全に混ざり合ってしまった色は、
完全に染まってしまった色は、

結局は『1色』にしかならない。

自分らしさって、何だったろう。
自分の色って、何だったろう。

混ざり合って
1色になってしまう個性より、

それぞれの色が、
それぞれの個性が、

存在したまま繋がり合う
『グラデーション』のような世界だったら…

そんな色と個性の唄である。


この曲は、
メロが出来上がってから、

何度も何度も
歌詞を書き直した曲だ。

テーマは決まっていたが、
サビ以外のメロディーの展開が複雑なので、

結果的にものすごく簡潔で、
シンプルな、わかりやすい歌詞に落ち着いた。

メロディーに関しては、
近藤晃央の音楽史上、
最も難しい唄だと断言していい。笑

この曲の最初のプリプロ
(レコーディングをするためのデモ作り)は、

吐きそうになりながら
ボーカルを録音した記憶がある。笑

難しいメロ構造だが、
最高にカッコいい
メロディーラインだと思う。

『近藤晃央ってこんな曲も書くんだ…』
そんな感想が貰えるといいなーと思う。

サウンドプロデュースは、
『テテ』の江口亮さん。

僕がやりたい音楽を
古くて新しい『平成歌謡』としたら、

それに江口さんが、
『今っぽさ』を足してくれた曲だと思う。

ギターは江口さんと、
LOOP CHILDのトモキくん。

ドラムとベースは
ターキーさんと、高間さん。

ピアノはREC初参加。
藤井洋。

何度も言うけど…笑

アーティストによくありがちな
『自惚れ』なんだろうけど…笑

チョーかっこいいから期待していいよ。笑

アルバム全曲紹介、
次回もお楽しみに…

僕も最近お疲れ気味なので
心のメンテナンスしよ~