今晩は。
今日の小さな出会いのほのぼの書きます。
私の親の世代は80代以上である。
うちのたった独りの実母も然り。
朝から真っ青な晴天の今日。
ふとしたほのぼの・・・
午後の昼下がり。
80代の実母とバスを待っていました。
そこでうら若き女性と、年齢不詳だけのいい笑顔の紳士がタクシーから降りてきました。(二人とも知らない方だった)
そこで、紳士の方が我々親子に近づいてきて。
紳士「いや〜〜◯◯から、一緒でもいいって言ってくれたからさ、相乗りしてもらってきちゃったよ。」
実母「良かったやん?娘さん?お孫さん?」
紳士「いやいや、たまたま出くわした女の子、いい人だったよ。」
実母「失礼ですけど、おいくつ(年齢)ですか?」
紳士「俺?8◯。」
実母「うちは8◯、同年代やね?」
紳士「へえ?お若く見えたよ。人生楽しまないとね。寂しいこともあるけどね。」
実母「(私のこと指し)こっちはもうじき還暦だよ。巣鴨も近いよ(笑)。楽しまないとね。平和がいいよね?私らの世代は小さい頃に戦争体験してるでしょう?」
そうそう上記の実話の通り、私がどうも足りないと日頃から感じていたことがクリアになった。
少年少女だった世代とは言え、戦中戦後を知っている共通項。
このお二人の共通項。
身体で感じた戦争の悲惨さ。平和の大切さを本当に感じている世代の先輩。
そんな先輩たちが、年齢からの衰え等で、彼岸に逝かれる方々が増えていること。
あと数年で、日本が戦中戦後だった話も聞けなくなる。
個人責任とか言われて、皆が携帯電話を持つ時代。
知らない人とタクシーに相乗りしてくるなんて話も何十年もご無沙汰で聞いた。
知らない人同士がお互いに他愛ない会話で繋がった公衆電話時代が去り何十年も経つ。
昔が良かったとは言わない。
けれど何か欠けているのは、リアルな人との他愛ない信頼関係だと思った。
私は心の底から、この紳士の方や実母が、色々な苦難乗り越え生きてきた命に敬愛し、益々の長寿を祈りたいと思った。
私の高校の卒業文集も、最後のページは、今じゃ考えられないであろう、生徒から教師の実住所、電話番号あからさまな世代であります。
故・夫たちの私が何気なく遺している雑誌の最終ページは、趣味、集めてます等には実名と自宅固定番号が記載されています。
そんな頃がふと懐かしく思った初老でもあります。
そしてこうして異次元の世界に生きてブログも書かせてもらっている有難き世代です。
あなたにとって憧れの女性は?
▼本日限定!ブログスタンプ
Chicago16 words&music by Peter Cetera, James Pankow & David Foster
先日来日された、ASKA氏親子との共演されたDavid Foster氏のアレンジです。
強烈に高くて、参戦できませんでした(~_~;)。
参戦された方々のブログを拝読して行った気になっておきます。