昨日、区の内輪の?会で、バレーボール元日本代表白井貴子さんがお話しに来てくださった。


このところ、各界を代表する方のお話を聞く機会が多いが、特に感銘をうけた。


端的に話がうまい。



エースストライカーだったわけで見た目も大柄だし、喋り方もまさに「竹を割ったよう」だ。

ということで、ひたすら「豪快」にみえるけれど、「性格は見た目と違うんですよ」と仰っていた。


いちばん好きな練習は、大抵みんながいちばんキライなサーブレシーブだそうだ。

半日やっていてもいい。


理由は、

「バレーボールで、唯一1対1で勝負できるところだから」

だそうだ。


まあ、このエピソードに白井さんの全てが入ってる気がする。


もっとも地味で苦しい練習が好き。

チームプレーの中でも個を確立している。



そういう人でなければ大成はしないのだろう。




お話その1


『何かを教わったとき、「出来ない」という人がいるが、「出来ない」のではなく、「聞いていない」ことが多い。』


・・・・なるほど。




お話その2


『小学校3年にもなると、子供たちには世の中には「区別、差別、理不尽てものがある」と話す(白井さんは現在、子供たちへの教育活動を区に在籍して行っている)。

区別は男と女みたいな差。

差別は太ってるとか痩せてるとか周りに言われる事。

理不尽は、自分ではどうにも出来ない事。』


思わず、居合わせた行政の人たちの顔を見たが嬉しそうに聞いていた。


子供たちはまだ漢字もわからないが、「り~ふじ~ん り~ふじ~ん」と言いながら帰るそうだ。




お話その3


『他人と比べるな。昨日の自分、明日の自分と比べろ』




その他にも、バレーボールの練習にはいろんな学びが入っている、算数(点数つけ)も英語(アウトとかオーバーハンドとか)もある、そういうことや遊びの要素を非常に上手に取り入れている様子がお話から伺われた。



よく「一流の選手、一流の指導者にはあらず」ということが逆説的に言われるが、白井さんやバドミントン世界一の湯木博恵さんなど、現在区で指導者として活動して下さってる方たちが指導すると、超弱小チームが、いきなり強豪に連戦連勝という、漫画のような結果がたちどころに現れるのだ。



それは、気の遠くなるくらい重ねてきた努力と、日々考えて実践してきた経験への確信と、さらなる向上への比類なき探究心の必然であって、結果を想定したものでないことは言うまでもない。



「苦労」が滲み出ない人柄の厳かさを感じた。