発達障害。
その言葉を初めて聞いた日から、
私の子育ては大きく変わりました。
正直に言うと、
それは「穏やかな育児」ではなくて
どちらかというと「戦い」でした。
何が正解なのか分からない。
どう関わるのがこの子にとっていいのか分からない。
周りと比べてしまったり、
出来ないことばかりに目がいったり。
「なんで?」
「どうして?」
そんな気持ちと同時に、
「私の育て方が悪いのかな」
「私がちゃんとしてないからかな」
気づけば、自分を責めることも増えていました。
発達障害という言葉に振り回されて、
不安や葛藤と一緒に過ごした毎日。
でもその中で、
私がずっと大切にしていたものがあります。
それは「笑顔」でした。
この子はちゃんと笑えているかな?
目が死んでいないかな?
無理して笑っていないかな?
どんな状況でも
この子の笑顔だけは守りたい。
それが、
私の子育ての軸でした。
子育てって本当にしんどくなる時があります頑張っても当たり前で、
誰にも褒められない。
感謝されることも少なくて、
報われないと感じる日もある。
気づけば、心がすり減っていて
世界が色を失ったように感じる日もありました。
それでも子育ては止まってくれません。
逃げたくなる日もある。
何もかも投げ出したくなる日もある。
でも、そんな時に思ったんです。
「誰かに話せたらよかったのに」って。
「しんどい」って言える場所があれば、
もう少し楽になれたのかもしれないって。
ただ話を聞いてもらうだけでもいい。
否定されずに受け止めてもらえるだけで、人は少し救われるものだから。
子育ても後半戦に入った今、
あの頃の自分を振り返ることがあります。
あの時の私は、よく頑張ってたなって思う。
そして同時に思うんです。
今度は私が、あの頃の私みたいに頑張っている人に何かできたらいいなって。
心が少し軽くなる時間。
安心できる場所。
そんなものを届けられたらいいなと
思っています。
正直、まだ何も形にはなっていません。
どうすればいいのかも、分かっていません。
でも、不思議と
少しワクワクしている自分がいます。
あの時の経験が、
誰かの支えになる日が来るかもしれない。
そう思える今が、少しだけ誇らしいです。



