流れる水鏡に映る
群青の空を巡る星々
さらさらと音を立てながら
祈りを込めて揺らいでは
儚き人の戯れと想う

厚い雲が覆い
雨が降り始めても
その時だけが邪魔されない時間だと

待ち焦がれた時を永遠に続くように
叶わない祈りを秘めた夏の夜
泣きながら笑う君が大切で
いつまでも変わらないこころを
捧ぐ