2007年10月08日(月)
義歯への刻銘作業施設で奉仕
取り違え防止で歯科技工士会 (山梨日日新聞から)
県歯科技工士会(保延善宗会長)は「入れ歯の日」(十月八日)に合わせ、各地の高齢者施設で、施設利用者の名前を入れ歯に埋め込む義歯刻名奉仕作業を実施している。
作業は、お年寄りの入れ歯の紛失や取り違えを防ぐ目的で、同会が毎年行っているボランティア活動。本人の身元確認にも役立つという。
六日は甲府市大津町の特別養護老人ホーム「快晴苑」で、利用者の入れ歯に名前を入れた。花田さのさん(92)は「入れ歯は大切なもの。これで取り間違えることもなくなる」と笑顔で話していた。
入れ歯に名前を埋め込む県歯科技工士会のメンバー=甲府市大津町の特別養護老人ホーム「快晴苑」