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チューリッヒは美術館の街でもあります。

中心街周辺には55ヶ所の美術館があります。

 

芸術、建築、創造とデザイン、文化史、自然科学、技術、

医学、動植物など幅広い範囲で素晴らしい作品を展示しています。

 

今回はリートベルク美術館をご紹介します。

緑豊かなリーター公園の中にあり、昔は実業家で富豪のオットー・ヴェーゼンドンクの邸宅でした。

イタリア・ルネサンス様式の建物で、なんとも静かな佇まいの美しい美術館です。

 

 

🔺ヴィラ・ヴェーゼンドンク

 

 

 

Museum Rietberg

Gablerstrasse 15

8002 Zürich

TEL 044 415 31 31

 

 

東洋美術のコレクションが常時展示されている美術館は、チューリッヒではここだけです。

 

園内には3つの建物があり、

中心と言える建物が、ヴィラ・ヴェーゼンドンク(Willa Wesendonck)。

中国、インド、アフリカの彫刻や、陶磁器を始め装飾品なども展示されています。

 

もう一つの建物が、赤煉瓦の建物、パークヴィラ・リーター(Park Villa Rieter)です。

今回は、この建物の写真はないです。

ここは、中国、インド、そして日本の絵画が中心です。

実はここ、ヨーロッパでも有数の東洋美術コレクションを誇っています。

 

 

今回の私のお目当ては、

この期間限定の『Liebe, Kriege, FestlichkeitenーNarrative Kunst aus Japan』

(愛、戦争、お祭り〜物語の芸術)という日本文化に興味のある方には最高の展示会。

 

期間は2021年9月10日〜12月5日まで。

 

 

  

 

もちろん、私の大好きな源氏物語をはじめ、物語の絵巻勢揃いです。

 

 

門構えも立派です。

 

 

 

煉瓦造りのパークヴィラ・リーターのすぐ隣に、特設の期間限定展示物が置いてあります。

すぐ前にはおしゃれなカフェもありました。

 

 


平安時代の伊勢物語や源氏物語の頃の絵巻や文化作品はもちろんのこと、

仏教、古典文学、詩、演劇からのインスピレーションから生み出されたさまざまな日本の芸術品が

これでもか、これでもかと繰り広げられていました。

 

 


心は雅〜でございまする。

それにしても100を超える作品がこんなに海外に流用しているとは、なんとも惜しい気持ちもします。


皆様、渋沢栄一の「晴天を衝け」を観られてますか?渋沢がパリの万博後、徳川の展示物を売って滞在費にしていたのでしょう。今回の展示物の中にも幾つかパリ万博と書かれていたものもありました。時代を超えて、こんなところで一つに集まる日本の文化に感動しかありません。

 

 

 

写真、ほとんど写していませんが、

ホームページに絵巻や着物などの文化財が見られ、

ヴィデオにかなりの展示物が映っていますのでご参考にどうぞ。

 

 

 

葛飾北斎のコレクションも多かったです。

 

 

 

 

伊勢物語に源氏物語のあたりのセクションは本当に楽しくて、

写真なんてすっかり写すのを忘れて(禁止ではないので)見入っていましたが、

絵巻が置かれているガラスのケースの上に手を置いてしまい、

係の人に怒られました😂

それからしばらく、多分ブラックリストで、マークされてたと思います。

しばらく、係の人と目があったことが何度もあったので苦笑

 

 

平家物語のセクションでは平家が追い詰められた「一ノ谷の戦い」や「壇ノ浦の戦い」を

物語形式にスクリーンで映し出したものもとても迫力があり、

この「無常観」を歌い上げた謡とともに聞き入ってしまいました。

それで、自分があまりにも歴史を知らんことを再確認。

こりゃもう一回勉強しなおしてから、もう一回こようかな、、と真剣に考えてます笑

 

一ノ谷って実は私の実家なんですよね。

そう、神戸の須磨浦公園のあたりです。

平家の滅びる様を描いたこの平家物語の謡いを聴いていたら、

うちょっと詳しく知りたくなりました。

 

 

面白いのがこの会場の下の階。

ここにはアニメーションの会場が催されていました。

 

 

初めは、なぜにアニメ? と思っていたんです。

 

まあ、日本の文化だからアニメ?

 

漫画が客寄せになるから?

 

。。。ぐらいの極かる〜い気持ちで見に行きました。

 

 

 

 

『いいね!光源氏くんの』の刷りもあったりして、

結構これが面白い。

 

しかし、これがただ面白いだけではなく、もっと奥が深かった!

漫画の元祖は、なんと、さっき見た絵巻だったではないか!!

 

そう、絵巻は同じ一画面の中で、同じ登場人物が何度も出てきて、

時間が流れ、ちゃんと物語が語られているのです。

過去の話を表現するときは、漫画なら特別な区切りで場面で表す。(専門用語が出てこない🙏)

絵巻では例えば襖が開いていることでそこに前に人がいたことを表したりするらしい。

 

 

👇漫画の読み方(順序)なんかも説明してました笑

あ、そういえば、絵巻も右から左に読んでいくし、

時間の経過も右から左の未来へと流れていくから、同んなじだ!!

 

 

絵巻は一つの画面に同一人物が何度も登場します。

そうやって長い絵巻の中で、時間の経過や物語の動きを表していきます。

 

そういえばこの間NHKで『鳥獣人物劇画』の特集やってたなぁぁ。

あれなんて本当にユーモアたっぷりで、まさに漫画の基本の基本ではないですか??

なんで今まで気が付かんかったんやろぉぉ。

 

北斎はんもそういえば、漫画チック(エロチックなんも多いしね)!

 

調べてみたら、明治時代には今の漫画の形が始まってた。

文明開花のおかげかな。

読売新聞に登場するコボちゃんの4コマ漫画だけ読んでた私やったなぁ。

(今でも新聞読まない。。。💦)

 

 

 

そうかぁぁ。

漫画の原点は、、、

 

平安時代やったんやぁぁぁ!!!

 

恐るべし、漫画の世界!

りりんさん、もっと教えて〜!!!
 

 

 

 

 

 

 

 

リエトベルグ美術館から見えるチューリッヒ湖です。

絶景や〜!!

 

 

 

またこれからも、チューリッヒ界隈の美術館、お届けしますね。

ところで、年に一度、チューリッヒの美術館はオープンハウスを開催します。

毎年9月の第一土曜日に開催されるこの催し、

『Die Lange Nacht der Züricher Museen』 (チューリッヒ美術館の長い夜)

という名前で、夕方18時から午前2時までどこの美術館でもチケット一枚で入場できます。

チケット代金は約3000円。

 

この日以外にチューリッヒの美術館・博物館を少しでも多く回りたい方は、

『チューリッヒカード』をご購入いただくと、

 

🎫チューリッヒ市内のトラム、ケーブルカー、鉄道、短距離の船代金

🎫43箇所の美術館が無料または割引

🎫チューリッヒ旧市街ツアーが半額

などなど沢山のお得がついてきます。

 

 

オンラインでもお求めになれます。チューリッヒカードは駅でも購入できますが、

👇

 

 

チューリッヒカードの料金はこちら👇

 

24時間

72時間

大人

CHF 27 (スイスフラン)

CHF 53

子供(6-16歳)

CHF    19  

CHF    37

 

 

 

さて、リエトベルグ美術館から湖に向かって緩い坂を降っていくと、すぐにチューリッヒ湖にたどり着きます。

 

 

 

 

 

これは Swiss Re Insurance Company Ltd.

1863年に創業された、スイス・リーというスイスの保険会社です。

 

 

ここからトラムに乗って、チューリッヒ駅周辺で最近ホットな場所、

『EUROPAALEE』ヨーロッパレー に行ってみました。

 

ここ、最近若者が集まるちょっとおしゃれな空間で、

カフェやレストランなども素敵なところがたくさん見つかります。

 

今回は、つい最近できたばかりのフードコートへ寄ってみました。

名前は『ブリッジ』

大手スーパーMIGROSが、2021年4月8日にオープンしたばかりです。

 

 

Bridge

Europaalee 22

8004 Zürich

 

 

旅行でチューリッヒ市内をぶらぶらされてちょっと休憩したい方には、

おすすめの場所です。

 

 

中にはスイス最大スーパーのMIGOROS のお店や、新鮮なフルーツのお店、

まだ店舗はたくさん入ってないですが、レストランもいくつかあり、

フードコートなので、商品を購入して、テーブルで食べる形式です。

 

 

 

メキシカン料理で昼食。お味は、グーでした。

でも、ちょっとスナック系になっちゃいました。

 

軽く食べて少し休憩したい方には、気軽に入れていいかもです。

 

 

 

 

まず入り口を入ると、ここはまだレストラン域ではないので、マスク着用義務があります。

そして2階と中二階にあるテーブルで飲食の方のみ、ワクチンパスポートの有無を聞かれ、

確認後はステッカーをもらいます。

ステッカーをもらったらマスクを外して飲食が可能です。

 

さて、飲食後、下の階におりるこの階段での出来事。

私はマスク着用をすっかり忘れたいました。

 

それを見つけた係員の人に、めっちゃ大きい声で咎められたのには驚きました!!

ちょっと微妙にマスク着用範囲がハッキリしなくて、

うっかりしてました笑

 

 

さて、おうちに戻る電車に乗る前にお茶でもしようということに。

これはスイスのベジタリアンレストランの『Hiltl』のヨーロッパレー近くの支店。

 

 

 

 

Hiltl Sihlpost

Europaalee 1A

8004 Zürich

TEL 044 344 11 11

 

 

 

 

ここ、昔は郵便局があった建物なんですよ。

だから、ほら、所々に、郵便箱が。。。

そのまま現存しているなんて、面白いですね。

 

 

デザートも魅力的なんですけど、

まだコロナ禍なので、ブッフェは避けたいなと思い、

今回は、コーヒーだけ飲んで帰りました。

 

 

 

 

 

さて、Hiltl レストランは、お客様とても喜ばれるヴェジタリアンレストランです。

バンホッフ通りにも二軒あります。

詳しいブログはここからどうぞ👇

 

 

さておうちに戻ってから、地下の倉庫へ突進!

確か、平家物語の本が。。。

 

児童書があったはず。

 

 

児童書なら私でもついていけるかも。。。

今週末は、この本を読んでみよおっと。。。

やっぱり漫画はええなあぁぁ。平清盛逃げろ〜!!💦

 

 

それにしても、一ノ谷が須磨浦公園やったことも知らなかった私。。。

はたまた忘れたんか。。。

こりゃスイス人を日本に連れていく仕事の実行はまだまだ先の話やね。

 

日本の文化、やっぱりすごいわぁぁぁ。

 

 

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