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昨日、ホテル隔離期間を終え、

無事母の住む自宅に帰ってきました。

 

6月30日にスイスを出発し、アムステルダム経由で関西空港へ到着。

 

今日はここからですね。

 

 

関西空港に到着して、パスポートと書類を手に長い列に並び、

 

数えきれない受付デスクを回りながら書類のチェックを受け、

 

約一時間にわたって、PCR検査(唾液検査)・アプリのダウンロード・

 

書類提出・ ホテル滞在の手続きを経て、

 

PCR検査の結果を待つために待合室へと進みます。

 

そこまで来てやっと、お手洗いや自動販売機を利用できます。

 

だから、お子様などのために、機内からペットのお水を持って行くことをお勧めします。

 

 

アプリのダウンロードは3種類あります。

 

① 位置情報確認アプリ(OEL)

 

   隔離者の位置情報を報告するためのアプリ。

 

      

 

ホテル隔離の後も、報告している隔離場所(自宅など)に

ちゃんと滞在しているかどうかの確認のためのもの。

人呼んで『今ここ!』

 

 

② ビデオ通話アプリ(MySOS)

 

居所確認のために、担当者からビデオ通話によって連絡してきます。

この時に応答していないと、

You are in trouble!!

 

 

③ 接触確認アプリ(COCOA)

 

新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性について、

通知を受け取ることのできるアプリ。

 

 

 

詳しいことは下記をどうぞ👇

厚生労働省のページ

     

 

全てのプロセスを終え、

あとは検査の結果を待つのみ。

 

 

待合室に入る前に、私の検査番号をもらいました。

ここに来てやっとお手洗いや自動販売機を利用することができました。

 

さて、PCR検査の結果を待つこと一時間半。

 

幸運なことに、機内で私の後ろの座席に座っておられた方とおしゃべり。

 

自動販売機で購入したコーヒーを飲みながら、

 

一時間半もあれよあれよという間に過ぎていきました。

 

 

そして検査結果が陰性だった人たちは、

番号を呼ばれてやっと預けた荷物の受け取り。

 

そして、初めて関西空港の出口を通過!

晴れて、自由の身、、、、

とはまだ行かないまでも、ひとまず空港を脱出できました。

 

そこから専用バスに乗り込み、一路ホテルへ。

春に日本に里帰りしていた方の写真を見ると、

バスの中もビニールなどで仕切られていたような、

物々しい光景でしたが、

今はごく普通に空港バスに乗ったような感じでした。

 

幸運なことに、また先ほどおしゃべりした彼女と同じホテルだったので、

一時間のバス旅行も退屈することもなく、

ちょっとした旅行気分で久しぶりの日本の景色を懐かしんでいました。

 

 

 

 

 

 

ホテルは新大阪駅前のアパホテル。

関西空港の日航ホテルの方がレベルは高いけど、

場所的には、弟に迎えに来てもらいやすいというもの。

 

というのも、少し前までは退所時には、

一度ホテルから関西空港に向かわなくてはいけなかったらしい。

 

それが緩和され、

滞在しているホテルまでお迎えが来てくれることになったので、

神戸から迎えに来てもらえるには近くなるからよかった。

 

さていよいよホテルのお部屋へ。

14時前について、疲れ切ってはいたものの、

着てきた服の除菌、そしてシャワーを浴びて、

ベッドの上に倒れこんだら、

お布団もかけずに眠りこけてしまいました。

 

部屋は狭し、寝床は広し。

体操する場所がないので、ベッドの上でヨガ。

 

ベッドとほぼ同じ大きさの、大テレビ。

お部屋で使えるWiFiのパスワード

 

 

お部屋にはお水が勢ぞろい

 

 

毎回お弁当に付くお茶の数々。さすがに余る。

 

 

どこのホテルに送られても、冷蔵庫とケトルはついているみたいです。

 

 

電話は、内線400が事務局。

外線はかかりません。

どうしても外線をかけたいときは、

事務局の方にお願いすることはできるそうです。

 

ドライヤーとお茶パックが収納してあった引き出し

 

お茶のティーバッグは大概ついているようですが、

コーヒーのインスタントはないので、

コーヒー好きな方はインスタントコーヒーを持って行ってくださいね。

 

 

 

 

お食事の時は、アナウンスが鳴り、

お弁当はドアの右側に置かれている棚の上。

 

朝は7時。

昼は12時。

夜は18時。

 

ドアの外側のものをとるために扉を開けるときも、

マスクを着用しなくてはいけません。

私のお部屋はエレベーターに続く廊下に面していたので、

毎回扉を開けるたびに、向こう側にいるセキュリティーのおじさんが、

私をじぃぃぃっと見ていたりすると、

うわぁぁぁ、監視されてるんやなぁぁとつくつく感じます。

 

私の滞在していた部屋は1011号室だったので、

私が変な動きをして脱出でもしているように見れるものなら、

『こら!そこの1011番!』とか怒鳴られるんかなぁぁ(笑)

 

ピンポンパンポ~ン🔔

そしてこのお食事のアナウンスが面白かったのよ。

 

ピンポンパンポーン。

 

【ご滞在中の皆様にお知らせいたします。

お部屋の前に、ご夕食(朝食、昼食)のご準備が整いました。

どうぞ、お受け取りくださいませ。】

 

うん、なんともお優しいおことば。

 

そのあと、英語でのアナウンスが。

それが少しだけニュアンスが違うので笑ってしまいました。

それがこのアナウンスです。👇

 

【Good evening, everyone. 

We would like to inform you that we finish setting your meal in front of your door.

Please pick up as soon as possible. Enjoy your meal】

 

(こんばんわ。みなさま。

お食事の用意が整いました。

どうぞなるべく早めにお取りください。良いお食事を!)

 

 

内容はまあ同じなんですが、

なぜか英語ではAs Soon As Possible

少しでも早く!みたいに促せていますよね。

 

うふふ。

外国人が日本人のようにはすぐ行動してくれないかもしれないと、

ちょっと心配しているのかしら(笑)

 

まあ、口に入れるものは少しでも早くお部屋に入れてほしいですよね。

食中毒や感染症の原因にもなりますもんね。

 

まあ、こんな大したことではない事柄でも特別に感じるのが、

隔離なんでしょうか。笑笑

 

 

お食事は充実していました。

もちろん毎日お弁当だとそりゃあ胃袋くんもへとへとですが、

ちゃんと栄養も考えてメニューを工夫してくださっていて、

感謝しかありません。

 

お弁当をピックアップするときは、

部屋のすぐ外の棚であっても、マスク着用必須です。

 

このカレー、アパホテル社長自慢の「アパカレー」!!

なぜか、大豆の缶詰もってきていたので、少し栄養補給。

ホテル入りが遅れたから、カレーが冷たいのかと思いきや、

とりあえず、お弁当はみなどちらかというと冷たい。。。

でも、これはしょうがないかな。

少しピリッとしてて、おいしかったよ。すっごく。

 

 

 

 

 

食中毒なども案じて、揚げ物は多かったけど、お魚も結構入っていました。

 

ハンバーグ!

 

パン食も一度会って、新鮮でした。

 

ちゃんとバランスよく考えてくれてますね。感謝ですm(__)m

 

 

卵も結構よくでたね。

タンパク質、大切!!

サラダはいつも別についてて、キャベツ。

 

 

 

ロールキャベツも美味でした。

 

 

アレルギー成分量のリストも、毎食ついていました。

こんなサービスは世界中どこを探しても、絶対見つからない!

本当に日本は優しい国です。

 

 

 

 

ある日のお弁当の袋の中に、

ラトビアのチョコレートが。

トイレの近くで顔を引きつらしていた私の席の後ろに座られていた、

ラトビアに行かれていた女性。

お隣のお部屋だったので、お裾分け。

 

セキュリティーのおじさんの目を盗んでお弁当に入れてくれたのね。

じぃぃぃぃぃん💛

 

そして今度は私が、彼女のお弁当の袋の中に、

インスタントコーヒーとクッキーのお裾分け。

でも、わわわ!セキュリティーのおじさんに見つかってたな。

私、脱走には向かないタイプや。。。

 

これはいわゆる危険行為かもしれませんが、
(だって、もし一人が陽性だったら、濃厚接触者?)

でもお互いに手で触らないものをお裾分けして、

心も体もハッピーになれて

ちょっと犯罪者の気分でドキドキした一瞬でした。

 

セキュリティーのおじさんも、見逃してくれてありがとう!

 

 

さて退所の日。

チェックアウトの日、と書きたかったのですが、

ここでは、出所という言葉を使っておりました。

チェックインも、入所という案内でした。

 

各フロアには1名から2名の制服を着たセキュリティーが従事待機。

完全にムショ扱いだ💦

 

前日の夜に、PCR検査の(唾液検査)ための容器が

プラスティックの袋の中に入れられて、

マグネットで挟んで、扉に張り付けられていました。

 

 

翌日の朝7時までに、必要な量の当日の唾液をこの容器に入れて、

外の扉にマグネットで貼り付けてください、とのこと。

ただし、検査前に歯を磨いたりうがいをしたり、水を飲んだりしないこと。

 

なんか、朝起きれるかどうか心配で、

なかなか寝付けませんでした~。

 

翌日、検査を提出。

朝ごはんとお昼ごはんも終わり、昼の14時。

確か事務局の人は、15時には遅くても部屋を出れるとのことだった。

ふと、スーツケースの音が聞こえ、

変なおじさんみたいに、小さな扉の穴から外を見てみる。

確かに、誰かがスーツケースを引いて出所の様子。

 

窓を開けたら、隣の人のお部屋に電話のベルが。。。

そして間もなく、ラトビアに行かれていた女性からメールが。

「14時30分に出所します。

隔離の間、とても心強かったです。ありがとうございます」

 

時計を見るとすでに14時20分。

あれれ、、私だけ陽性なんか??

 

弟ファミリーが15時に迎えに来る段取りなのに、

今ここで陽性だったら、こりゃ洒落にならん!!

 

そわそわドキドキ。

日曜日だったんで夫くんに電話。(What's Up で)

自国にいるのに、すぐに夫くんに頼る

 

『あ、あのね、事務局から電話がかかってこなくてね。

もしかしたら、私コロナ陽性なのかも。

やっぱりトイレの前に座ってたからかなぁぁ。』

 

あんまりにもバカバカしい電話相談にため息をつきながら、

夫くんが言った言葉が、

『なんで電話待ってんの?

こっちから掛ければ?』

 

 

あ、そっか。。。

そんな簡単なこともわからない、

完全に日本のシステムにスポッとハマっていた私。

 

 

そして事務局の内戦に電話をしてみた。

「すみません。私、まだ検査の結果のお電話、いただいてないんですけど、

何か問題がありましたか?」

 

そしたら、電話に出た人が

「あ、でも、まだお迎えの人来られてませんよね?」

 

 

「はい、でも私の検査の結果を知りたいんですけど、、、」

 

「えっと、、、陰性ですね。」

 

っておい!!

 

こっちはそれが知りたかってドキドキしとったのに。

ただ単に陰性は皆目の了解???

 

あ~怖かったぁぁぁ。

みなさま、足を延ばせる、トイレの前の搭乗席は

コロナ禍の間はやめましょう(クドイ。。。)

 

 

まあ、そんなこんなで

うちの弟の車に乗り込み、

弟のファミリーにまみれながら、

密な状態で、神戸のおうちに戻ってきました。

 

 

今日から、自宅隔離の11日間が始まります。

あのホテルものんびり一人で楽だったけれど、

やっぱりおうちはいいなぁぁぁ。

 

ちょっとこう、船の一等室とか、はたまた

寝台列車の個室部屋に入っていたような窮屈さを

おうちに戻ってからつくづく思いだしました。

 

 

うぅぅぅぅぅん!

シャ〇の空気はうまいぜ!

おほほ、私としたことが、、、お下品でした。m(__)m

 

 

隔離は3泊が限界かもね。

6泊しなくてはならない方、ファイト~!!!

 

 

さて自宅自粛が始まり、

日本の母のお茶目さをつくづく噛みしめる今。

次は、82歳の母の面白い行動を

皆様に暴露させていただきたいと思います。

 

またぜひぜひ覗いてくださいね。

 

 

そしていつものことながら、

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