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こんにちは〜。

39県の閉鎖解除宣言を受けて、

先週の日本の週末はちょっと違った状況となりましたね。

 

その後今週に入って、関西も解除区域となり、

希望と不安を2つとも抱えた日々のスタートラインとなりましたね。

 

春に引き続き、夏の甲子園が取り消し決定となり、

グラウンドで泣いていた高3の涙に、

思わずもらい泣きしてしまいました。

 

 

 

 

スイスもロックダウン第二段階緩和が先週から始まり、過ごしやすい天気も助けて、

お散歩する人も増えております。

もちろんマスクなしです。

 

前の記事にも書いたように、

コロナヒステリー病に罹っている私なので、

ちょっとスイス人のマスク着用有無について、気持ちを整理してみました。

 

私のヒステリーになった原因をつくるエピソードは👇の記事でどうぞ。

 


 

 

 

どうしてスイス人はマスク、しないんでしょう。。。。

 


『スイス人はどうしてマスクをしないのか?』

 

この疑問を解く前に、まず説明しておかなければいけないのは、

同じスイス内でも公用語は4つもあり、

(ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏、ロマンシュ語圏)

 

またそれと同様に異なった文化が4つ存在します。

面倒臭い国でしょ、ワハハ。

 

 

 

スイスの中にある異国〜考え方の違い

 

ドイツ語圏が7割近い地域を占めるため、

まあ色々格差を感じることも多いです。

特に私たちはフランス語圏にも10年住んでいたので、

2つの文化の大きな違いをひしひしと感じています。

 

 

だから、スイスフランス語圏やイタリア語圏の人々は、

決して政府の見解に賛同しているわけではないんです。

実際には、フランス語圏とイタリア語圏には、

感染が多く広がっているので、

マスクをしている割合も多いです。

 

 

ローザンヌ(スイスフランス語圏)の友達は、

半数以上の人がマスクしてるよ、

と言っています。

 

 

ジュネーブ(フランス語圏で、フランスに隣接)で勤める友人は、

会社では全ての従業員にマスクを支給しているそうです。

 

スーパーでは半数ぐらいがマスク姿らしいです。

 

 

 

現在、スイスでのマスク着用は義務化されていません。

そしてスイス連邦保険庁感染症班、ダニエル・コッホ氏は

「マスク着用は感染防止に有効だという証拠は存在しない。」

と言い切ってしまっています。

 

 

でも、このコッホさん、

スイスドイツ語圏ではヒーロー的存在ではありますが、

フランス語圏やイタリア語圏では案外嫌われ者だったりします。

 

 

マスク着用の有無だけではなく、

外出禁止を義務化しない政府の対応にも不服を持ち、

フランス語圏では陳情書提出の署名運動などが起こったりもしたほどでした。

 

外出制限だけにとどめた政府の考えは、私は賛成ですが、

感染者が多いフランス語圏の人たちにとっては、

死活問題ですよね。

 

 

     いろいろな世代のマスクを付けた人のイラスト

 

 

 

スイスにはどうしてマスク着用が普及しないのか

 

 

1. そもそもマスクが手に入らない。

 

 マスクは、医療従事者にしか届かないように政府がロックしていたため、

 店舗では全く売られていなかったのは事実で、だから私も納得していた。

 

 でも、4月27日にロックダウンの第一段階緩和が始まってから、

 マスクは簡単に手に入るようになっている。

 だから、これはもはや理由にはならない!!

 

 

2. マスクが感染防止になる証拠はない

 

 コッホ氏も言っていたように、マスクへの信用性はないとの考え。

  

 でも、ちょっと小耳に挟んだんだけれど、

 

 マスクの効率性は、

 病気を持った本人が人に移さないためのものであり、

 人から移らないようにはできない!!

 

 との考えがスイス人に定着しているらしい。

 

  

 

  マスクを着用する人は、

  他人ではなくて、自分を守るためのもの、

 

 という考えなんですよね。

 

 

 自分は大丈夫だから、マスク着用は必要ないというのは、

 こういう提言の元から来るものかもしれない。

 

 

 まあ、いくら日本人に似ている所の多いスイス人といえど、

 欧米人は個人主義やから、

 自分が一番のとこ、あるんちゃうか〜。。。しょんぼりしょんぼり

 

 でも、もしそうやったら、スイスで一生住みたくなくなるから、

 あんまり考えんようにする(笑)

 

 

 

 そしてその考えの奥に根強く存在するのは、

 『自分は健康な気がする』という根拠のない自信からくるものかも。

 

 スイス人、とにかく自信持ってる人多い。(夫も含めて)

 


 

 

3. マスク着用は逆効果

 

 まず、スイス人はマスク着用に慣れてない。

 スーパーやバスから出てくると、マスクを外すお年寄りの人たち。

 

 その外したマスクは、ポケットへ。。。

 

 あれ、ポケットからチョロっと落ちへんのかなあ。。。

 家に帰ってきて、玄関にポンっと置いてたりセェへんのかな。。。

 そういう面では心配もあるかも、そこは理解できる。

 

 

 チューリッヒ大学の教授は、

 『マスクをつけることによって、妙な安心感を持ってしまい、

 かえって人との距離にも注意をしなくなる可能性が高い』

 という主張をしています。

 

 それも理解できる。

 ロックダウンが始まった頃は、みんなソーシャルディスタンスに徹していました。

 これも、マスク着用ではないのもある。

 武器を持っていない兵士なわけだから。

 

 でも、今街が再開して、人々が外出を楽しむようになると、

 安心感からか人と人との距離を気にしていない人も多い。

 これって、不意打ちされたらどうするんやろ。。

 

 結構3密の人も見かけるんですけど。。。

 これから先、今までのように距離保たれてるんかい??

 

 

 

4. 環境を守るため

 

 着用済のマスクをみんながゴミ箱に捨てていくことがずっと続くと、

 環境のために言いわけがない。

 地球のため、ってのは分かるけれど、

 それで今生きてる人間が死んだら意味ないっしょ!!

 

 それよりも、スイス人って結構環境いいことしてると思い込んでるだけで、

 環境団体の「グローバル・フットプリント・ネットワーク」が、

 スイス人は『地球の使い過ぎ』と指摘しているらしい。

 

 実に、スイス人は、消費レベルが比較的高いらしく、

 例えば、通勤者の半数以上がマイカー通勤ということや、

 国民一人あたりが出すゴミの量も多いらしいですよ。

 

 マスクなんて、環境破壊の比較にはならんのちゃう?

 

 

 

     綺麗な地球のイラスト(環境問題)    汚い地球のイラスト(環境問題) 

 

 

 

5. ただ面倒臭いから

 

 几帳面なスイス人に限ってこんなことがあるわけがないんでしょうが、

 

 この間、スイスの世論調査で、約7割の人は

        公共交通機関でマスク着用義務付けに賛成らしい。

 

 でも実際には、マスクをつけて電車やバスに乗ると言った人は、約33パーセント。

 

 さらに、SBBの調査によると、

 混雑した車内でも5パーセントほどしかマスク姿はなかったそうです。

 

 スイス連邦鉄道(SBB)の従業員がマスクを着用していても、

 乗客がマスクなしであることを不服としています。

 

 わかるわ〜。乗客がコロナにかかってたら、

 マスクは守るためのものではないとしたら、

 従業員速攻でうつるよな。。

 

 7割の『着用義務付け』賛成派は何処に行ったんやろう。。。

 

 スイス人、ただ面倒臭いだけちゃうかぁぁぁぁ。

 みんな着けてへんし、ま、ええかぁぁぁの乗り?

 

 

 

 

まあ、ざっとこういう理由があるようです。

スイス人、ただマスクしたがらへんだけちゃうか。

ええカッコしてるだけなとこ、あるんやと思う。

 

 

現在スイスではマスク着用の有無で論争が拡大しています。

感染者が減ってきている現在(今日の時点で、新しい感染者は10人、死者0人)、

それはなかなか難しい問題ですね。

 

 

距離を開けているのであれば、

外を歩くのは、距離さえ開けていればマスクをしなくてもいいかもしれないけれど、

せめてスーパーや乗り物の中では、マスク着用義務付けてほしいです。

 

でもきっとそれは、叶わないような気がするわ。。。

 

スイスにいる限り、スイスの風習に合わせて生きていかなきゃダメですもんね。

 

 

これがスイスのマスクをしない理由です。

 

コロナウイルス のせいで、普段思わなくてもいいことを思い、

争わなくてもいいことで争う社会現象。

 

 

 

 

あとどのくらい続くのかなあ。。。

 

ねえ、猫ちゃん教えてくれはる〜?

 

 

 

『そんなん、知るかいな。』

 

 

 

今日も夫くんとお散歩。

1時間で二人ともぐったり。

 

お義父さんと歩く時は、

2時間歩けるのになんでだろう、、と疑問に思ったら、

 

夫くん曰く、

「そりゃ、親父と歩いてる時は

こっちから、疲れた〜っていうのは悔しいから、頑張るんだろうな。」

だって。

 

そうかもしれない。

一応お義父さんよりも若者やしなあ。

でも、向こうの方が元気かも。。。

 

 

 

 

 

 

息子くんが中学生まで通っていた音楽学校

 

 

 

最近、家の近くに自動販売機が設置されました。

スイスには普通、自動販売機はありません。

街を歩いていて喉が渇いたら、

みんな我慢するか、水道の水を飲みます。

不要不急の代物です。あれは。

 

でも大きな駅には設けられています。

うちの家の前の駅、無人駅で小さいんだけどね。

スイスも文明化したもんや。

 

 

スイスの自動販売機です。みなさま、写真向かって左上は見ないようにお願いします💦

 

 

 

 

マスク売ってました。二枚で3フラン(約330円)高っ!!

 

 

消毒液も売ってました。200mlで7フラン(約770円)これも結構な値段やね。

 

 

そういえば、今日デパートに行ってみたら、

マスク山積みだったんですけど💦

みんな、家族に一箱あれば安心なんでしょう。

 

 

そして、スイスで初めて見ました。

布マスク!!👇

 

 

 

男性用(向かって左)と女性用(向かって右)に分けてありました。

一枚7.95スイスフラン(一枚 約880円)

 

使い捨てマスクも山積みやけど、

 

この布マスクも普及しないやろな〜。

半額になるの待ってよかな。

 

 

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