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毎年1月6日は三賢者の日のパンを食べる日 『トライケーニゲクーヘン Dreikönigskuchen』です。

 

トライケー二ゲ とは三人の王様(賢者)という意味がありクーヘンはケーキという意味です。

スイスフランス語圏ではまさしくパイ生地のケーキですが、スイスドイツ語圏ではお砂糖とレーズンの入った甘い酵母パンです。

 

  ⏫トライケーニゲクーヘンはスイスドイツ語圏

 

写真上のように、パンが5つ周りにくっついていて、その中の一つだけに王様の形をした熱耐性プラスティックまたは、陶器のお人形が隠れています。

 

家族で好きなパンを選び、もしその王様が自分のパンに入っていたら、その人が今日1日の王様ということになります。写真上の冠を被って、一日中威張れるという特権が得られるのです。

 

また、パン7つのものもあれば、最近は3つや4つのみというのも販売されています。

 

うちもパン屋さんまで行って新鮮なものを買ってきましたが、陶器のお人形は入ってませんでした。

今日の王様は年下夫くんでした。

 

。。小さい頃は大騒ぎで喜んでいた息子くんも、今では甘いパンは苦手らしく、半分だけ食べて学校に行きました。朝はご飯とお味噌汁のほうが好きなようです。

 

スイスでは毎年約150万個のトライケーニゲクーヘンが売られています。大きいものだと12個セットなんていうのもあり、大家族様に楽しそうです!

 

 

 

さてスイス・フランス語圏では『ガレット・デ・ロワ』という名前で、パイ基地のケーキとなっています。もちろん王様か王女様『フェーヴ』が隠れているのは同じですが、10年間ローザンヌとヴェヴェイ に住んでいた私は、断然『ガレット・デ・ロワ』が大好き何です。外はパリパリのパイ生地。中はアーモンド味のサクサクのクリームが入っています。これは南仏などでも食べられているようですね。写真⏬ほんと、美味しいですよ〜!

 

 

 

チューリッヒで買えないかな、、、とググってみると、なんと「Vollenweider Chocolatier」という老舗のチョコレート店なら1月4日から6日までなら購入でき、ネットでは1月中分なら予約もできるみたいです。うっ!!今ダイエット中🙇‍♂️買ったら絶対一人で半分は食べてしまいそうやなあ、、今年は我慢するかなあ。息子くんは食べそうもないし。。。

 

 

 

どうして三賢者の日のパンを食べるの?

 

「三賢者の日のパン」は新約聖書の一節が元になっています。東方からの賢者がベツレヘムの星によってイエスに導かれた東洋の三人の賢者(キャスパー、メルヒオール、バルタザール)が変わったと言い伝えられています。この三人の王様の参拝を記念した日としています。

 

 

 

日本でいう松の内?

 

この「三賢者の日のパン」の日は、実は日本でいう「松の内」のような、お正月飾りを仕舞う日でもあるのです。

こちらではクリスマスの飾りを仕舞う日ですね。

ちなみに「松の内」は関西では1月15日、関東では明日1月7日何ですね。

 

こちらではまずクリスマスツリーの飾りを仕舞って、ツリーは捨ててしまいます。日本のようにお祓いをしたりなどはなく、

単純にゴミとして捨ててしまいます。その辺りがちょっと日本とは違いますね。

 

  

 

 

                          お疲れ様でした〜

 

 

 

そしてクリスマスの飾りを仕舞った私は、「あ!お正月のしめ飾り忘れてた!」と急遽ドアの横に飾りました。15日まで飾っておきましょう。

 

 

 

 

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