昨日の全日本フィギュア選手権大会、男子ショートすごかったです。
羽生結弦さんはさすが王者の貫禄でした。めっちゃファンですけど、静かにいつも応援しています。
(家族の中で、グランプリGPが始まるとぎゃあぎゃあ一人で言っている私は嫌われ者(^_^;)なんですけどね。)
そして宇野昌磨くんの返り咲きも感動的でした。今回は、ステファンのところで練習していたんですね。
 

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ステファン ランビエル Stéphane Lambielがスイス人というのはご存知な方も多いと思います。彼はスイスフランス 語圏、ヴァレイ州のサクソン Saxon という田舎の街で生まれ、7才の時からスケートをはじめました。
彼のお母さんは彼にアイスホッケーをやらせたかったのですが、ステファンは氷の上のジャンプの方に興味を持ったそうです。ジュネーブのアイススケートが使えない夏場は、ドイツまで練習に出かけていたそうです。
10才の時にローザンヌの世界選手権大会で初デビュー後2年間は、ジュニアとしてメダルを取りはじめ、3年間のシニアの頃はGrand Prix サーキットで二つのメダリストとなりました。

スケートリンクの使用貸切費用が高いので、彼の村の人々がファンクラブを作って寄付活動をし、両親の離婚していたステファンのスケート活動をささえてきたようです。
その後ヨーロピアンチャンピオンシップやGP、世界選手権などで多くのメダルを獲得。イタリアのトリノのオリンピックではシルバーメダルを獲得しているのですが、なんといっても彼の存在感はすごいです。ツイストやステップなど独特の技能を作りだし、彼の繊細な表現力は群を抜いています。男子のフィギュアスケートの世界に繊細な表現力を取り入れた第一人者でもあるのです。

。。。って、ステファンのむかぁぁぁしからの大ファンなもんで、特集にしてみました~。バンクーバーの開会式にスイスの旗を掲げて行進したのには感動でしたわ~。私は以前はヴェヴェイ に住んでいたので、Saxonまではそんなに遠くなく、なんとなく勝手にご近所さん呼ばわりして親近感感じてました。

あれだけの実績があり、またArt on Iceなどのショーでも大人気の彼ですが、いつも素朴なままで優しい人柄みたいです。多分、小さな街で生まれ、そこのコミュニティーに守られ、人の温かさを感じながら生きてきたからでしょうか。基本、スイス人ってちやほやされても自然体なとこあるんですけどね。ちょっと話は逸れますが、スキーに行った時、レストランの隣の席にあのテニスのフェデラーが家族と座っていて、周りの人は「HOY (やあ!)」の一言で、全く有名人扱いしなかったようですよ。私やったら食事喉を通らへんけどなああ。。

2010年のバンクーバーの冬季オリンピック出場後、引退を宣言してからは、毎年彼が中心のスケートショーがあり、よく行ってましたが、最近はコーチ業に専念していて、ここ数年ショーを観れてません。
ステファンは宇野昌磨君のコーチに新しくなったようですね。たくさんのスケーターを抱えて、ますますステファンのショーを観る機会が遠のきそうです。ステファンと宇野昌磨くんの練習が観れたら嬉しいな。
ちなみに私はスケート下手っぴです。

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息子はスケートコースに行ってたこともありました。今はアイスホッケーの応援席で仲間とLakers(地元のアイスホッケーチーム)の応援に燃えている、サッカー少年(?)です。


今日はブツブツ独り言でした。ではでは。