スイスに着いてから、レストランの予約がしたい時、同じホテルに宿泊している友達の部屋に電話を入れたい時、など便利な電話の使い方をご紹介しますね。

 

ホテルの客室に設置されている一般電話


チューリッヒのホテルにはそれぞれの部屋に電話が設置されています。

ホテルによって電話の使い方が違うので、外線にかけるとき、同じホテルの部屋同士で連絡を取り合うとき、フロントデスクやメインテナンスに電話をかけるときなどは、それぞれ違う方法となっています。

チェックインの時にフロントデスクの人が説明するのかはお部屋に説明書きがあります。

通常、外線にかける時はプッシュフォンの0をおし、その後市外局番からの電話番号を入力するとかかります。

お部屋同士の連絡は1を押してからかけたい部屋番号を入力します。

しかしホテルによっては外線と内線の番号が違うことがあるので、お部屋にある説明書などをよくご覧ください。

お部屋の電話には、目覚まし時計の機能の入ったものが多いので、フロントデスクに連絡しなくても、自動で目覚まし時計がセットできます。

外線に電話をする場合、国内でも海外でも、ホテルの手数料が加算されますのでご注意ください。ホテル内にかける内線は無料となります。



公衆電話

スイスでは電話ボックスの使用が大きく減少し、2018年よりスイス通信事業大手のスイスコム への公衆電話ボックスの設置義務がなくなり、公衆電話ボックスが撤去されることになりました。

 

今では、空港や一部の鉄道駅・バスターミナル周辺・大きなホテルなどでのみ少し置いてあります。スイスの公衆電話は、コイン式とカード式のタイプがあります。近年ではカード式が主流となっております。

 

通常は「タックスカード」というテレホンカードを使います。「タックスカードには5、10、20スイスフラン分の3種類があり、キオスク・郵便局・鉄道駅などで購入できます。

 

また、VisaカードやMasterカードなどのクレジットカードも使えます。
使い方は、次の通りです。


1. 受話器をあげ、カードをカード入れに差し込む。

2. カード番号を入力する。

3. カードの読み取りの間、10秒前後待つ。

4. 認証できたというアナウンスがあるとカードを抜き取る。
 
5. 電話番号をかける


数少ない公衆電話(pay phones)ですが、チューリッヒ空港ではArrival1、税関出口あたりに数個、Duty Freeショッピングエリア あたりに少し。AとEセクションにもいくつか置いてあります。

しかし、これも需要がなくなって来ているため、少しずつ減っていくことになるでしょう。チューリッヒ中央駅の切符売り場の近くにいくつかありますが、これも減っていく傾向にあります。

次回は、日本からのスイスへ国際電話の掛け方をご紹介しますね。
また遊びにきてください。