中年男のひとりごと -4ページ目

老人と若者

 この1年、平日は4~5kmそして休日は10kmをできるだけ走るようにしてきた。しかし、57歳という年齢は、徐々に体を傷めていき、とうとう右ひざに水が溜まってしまい、1か月半もの間、トレーニングすらできなくなってしまった。少し治りかけたとき、申し込みがしてあったトレイルランレース駅伝の部に友達と出たため、また痛めてしまった。トレイルランは男女混合の部で4位という結果だったので、次は絶対優勝を狙いたくなってきた。
 冬場、走れなくても、スノーボードは、右足に負担をかけずに滑ることができるので、1月14日現在、すでに3回もスキー場に行くことはできた。
 ここ2回のスノボーは、初心者を誘って、自分が教えるということをしていた。自分は、足がなかなか完治しなく、ガンガン滑ることができないものの、初心者の若者は、1回とか2回の挑戦で、ターンまでできるようになる人がいて、びっくりした。そして、若いということの武器は大したものだとしみじみ感じた。
 自分の娘と似た雰囲気の若い女性にスノボーを指導し、その日のうちに滑ることができるようになった姿を見て、なんだか、自分の娘の成長を見ているような錯覚に陥り、感激していた。

走った

今日は、市民マラソン当日。土砂降りの中、何故か、自分にとっての走るスタイルというか、ほとんどテニスをするときの格好で、参加。目標は、10kmを1時間以内で走ることだった。
結果、47分23秒での完走。50歳以上の部では、40人中10位。総合では、185人中56位。素直にうれしかった。

走ること

 昨年の終わりに、友達と4人で豊田トレイルランレースという山道を4人で駅伝のように走るレースに出た。15年ほど前は、別の仲間と市の駅伝に出ていたが、その駅伝のイベントがなくなってからは一切走らなくなってしまった。走らなくなってからのブランクは長い。

 トレイルランは、5kmの距離を走るのに33分もかかるていたらくだったが、第一走者が6kmの距離を49チーム中2位で走ってくれたおかげで、あとの3人がとても遅かったのに、最終的に17位という結果で終わった。自分たちにとっては上出来だった。

 さて、それ以来、また走ることに快感を感じるようになり、来月行われる市民マラソン大会の10kmの部に申し込みをしてしまった。10kmの距離を1時間以内で走れるだろうか?(内心、50分以内で走りたいとは思っているが・・・)

盲人の方のニュースで

 全盲の方が白い杖を通行人にひっかけてしまい、キレた相手が全盲の人を倒してけがをさせたというニュース。ひどい話だと思っていたら、そのニュースに対して、心無い人たちが「盲人は家を出るな。」とか「先に杖をひっかけたほうが悪い。」とコメントしているという。自分には、まったく信じられない考え方だった。

 障がいのある方たちといかに助け合って心豊かな生活をしていけるか、そう考えていることが人として当たり前であってほしい。

 でも、この件は、極端かもしれないけど、普段の生活の中でも弱者を排除しようとする考えは、けっこう多いと思う。

 学校や学級が、テストの平均点の比較で、良い学校良い学級と判断し、評価する場では、点の取れない生徒を休ませる方向に持っていったり、休んだらみんなが喜ぶ状況が生まれるらしい。学級対抗で、合唱や駅伝といった競い合いでは、歌の下手な者や足が遅い者を参加させなかったり、クチパクを強要する教師や生徒がいる。

 特別支援学級の生徒は、通常、参加できる限り交流学級として、普通の学級に行事や授業に参加させてもらうのだが、雰囲気が壊れるとか、みんなでの合唱が下手に思われるという理由で、「参加しないでほしい。」と言われることもある。

 いろいろな学校の特別支援学級の実態の情報交換をしていると、自分ではそんなことあるのか、と思うような理不尽な実態がたくさん浮き上がってくる。そして、そういった考えの延長上に「全盲なら家を出るなよ。」という発言になってくるのかもしれない。

 余談だが、数か月前から、自分はあれほど好きだった音楽活動を一切していない。プロ、アマ問わず、コンサートにも足を運んでいない。
 自分は、音程とリズムに関してかなりの音痴なので、元々音楽を人に披露すべきではなかったのかもしれない。でも、音楽が好きで、いろいろ活動してきた。しかし、所属バンドのレベルが上がるにつれ、その足を引っ張る自分の存在を否定する声が聞こえるようになり、身を引くことにした。確かに、バンド仲間にも迷惑をかけていただろうし、フォークジャンボリーのように出演したくてもなかなか出演できない人たちがたくさんいる中で、あまりにもへたくそな男が貴重な出演枠を使っていることは、自分にとっては、自己満足だけで、他の人たちには迷惑なことなのかもしれない。

ドジョウ

我が家の大事なペットの1匹、ドジョウが死んでしまった。死因は全く不明。田んぼで捕まえてきてから、約8年くらい飼っていたので、大きさも全長24cmくらいあった。ただ、体を少し丸めた状態で死んでしまったので、定規を当てても正確な長さは計れなかった。
息子がとてもかわいがっていたドジョウなので、かなりのショックだったが、とりあえず、庭に埋めた。
       どじょう