断る理由を言いにくい
「脳の病気やから治らないですよ、と言われて、治らんならいらないと思って、それで訪問リハビリを辞めました」と言うご利用者がいました。その方は訪問リハビリを頼んでくれた息子に悪いなと思いつつ訪問リハビリを断ったそうです。そして息子には訪問リハビリの先生に言われて傷付いた事を話さなかったそうです。何で辞めたいか、本当の理由を言わないご利用者は他にもいます。 世の中には言わなくても良いことがあります。正論を言って意気消沈したら身体は悪くなります。 人には希望の光、意欲が大切です。 サービス側はそれをサポートするのが仕事です。 意味のない本当の事(科学的正論みたいな)を言うのは時間の無駄です。それよりも元気になれる言葉を発する事が大事です。それは障害を持っている方も同じです。 今、ココ、その瞬間の会話で活き活きできたら必ず良くなります。肉体を動かすのは心ですので。赤唐辛子が色付き始めました。サツマイモも順調です。 溝口陽平