住宅ローンの審査に落ちる人は一定数は存在していて、働いているからと言って必ずしも通るとは限りません。

 

住宅ローン審査落ちになってしまわないようにするには、審査に若干通りづらい事柄などを知っておくことが重要です。

 

今回は、どのような人はローンの審査に通りづらいかまとめてみましたので、参考にして下さい。

 

住宅ローンに落ちるのは返済能力が厳しい人だから

「厳しいと思われる人」・・・も同様です。
 
住宅ローンは、返済能力は重視されます。貸し出したお金を返済してもらう事で成り立っている商品ですし、返済能力が少々厳しいと判断されると、審査に落とされやすくなります。
 
ですから借金に関するトラブルがあった方の場合、若干厳しくなると見て良いでしょう。
 
例えば滞納歴です。過去に何らかの方法でお金を借りていて、滞納を繰り返していた人物の場合、借りるのは難しくなる傾向があります。ですからクレジットカードの遅延歴がある人物は、少々通りづらいと見て良いでしょう。
 
そもそもお金を貸し出す銀行からすれば、申し込み者に返済能力があるかどうかは気になります。過去に滞納していた人物の場合、同じ歴史を繰り返してしまうリスクがありますし、若干借りづらくなる訳です。
 
このため債務整理を経験した方は、要注意です。以前に自己破産した方の場合は、若干審査に通りづらくなります。

住宅ローンに落ちるのは勤続年数が短いから

それと勤続年数です。そもそも住宅ローンの申し込みをする時には、勤続年数という数字を記入する事になります。わざわざ記入する以上、その年数も審査される訳です。
 
基本的には、勤続年数が長い人物の方が審査に通りやすいです。1つの会社で10年ぐらい働いていた人物の場合、収入に安定感があるでしょう。
 
逆に、勤続年数があまり長くない人物の場合、審査で落とされやすくなります。例えば就職してから半年も経過していない人物の場合、ローンの審査で落とされやすいです。

頭金を準備するのが難しいと住宅ローンに落ちる人も多い

そして頭金です。頭金を確保するのが難しい人物は、住宅ローン審査で落とされる可能性があります。
 
これは住宅ローンも自動車ローンでも同じことが言えますが、月の返済額が収入に比べて大きい場合なども頭金でカバーしてほしいというローン会社の思いがあるからです。
 
ローンの審査の通りやすさは、申し込み希望額に左右されます。多くのお金を借りるよりは、少額で融資を受ける方が審査に通りやすい訳です。
 
住宅ローン審査では1,400万円をフルローンで借りるよりも、頭金を500万円ほど用意して、900万円のローンを組む方が審査に通りやすくなります。フルローンですと、やはり審査は厳しくなります。

住宅ローンに落ちる人の特徴 まとめ

以上の点を考慮しますと、住宅ローンに落ちる人というのは、結局は本人の返済能力や収入の安定性や、頭金の有無などが審査される傾向があります。
 
特に返済能力は、かなり重視されます。他社での滞納経験がある人物は、審査に落ちる確率も若干高くなると見て良いでしょう。