住宅ローンを組んだら確定申告は絶対に欠かせません。なぜなら10年間は、減税されるようになっています。

 

住宅ローンは必要経費の1つであると認められているので、控除される訳です。

 

ただし減税されるためには、最初の1年目だけは自分で確定申告する必要があります。

書類を揃えて自己申告する必要がある

税金は、自動的に安くなる訳ではありません。内容によっては、自分で申告をしない限り安くなりません。
 
住宅ローンもそれは同様で、ローンを組めば自動的に減税されるのではありません。自己申告は必要です。
 
申告する方法は全部で3つありますが、どの方法で手続きを進めるにしても、書類は必要です。
 
ローン減税に必要な書類を揃えた上で申告しますが、売買契約書や物件の登記簿謄本などが必要です。

確定申告の3つの方法

確定申告の方法は、WEBと郵送と直接訪問があります。
 
まず1つ目のWEBですが、国税局の公式サイトにアクセスすると、e-taxのページに飛びます。そのページにて必要項目を順次入力していけば、申告可能です。
 
なおe-taxの場合、提出方法も2つあります。
 
WEBでそのまま提出するか、郵送です。前者のWEB提出の場合カードリーダーが必要ですし、ICチップが付けられている証明書も必要です。
 
2つ目の郵送物が、まず税務署から書類を取り寄せます。もしくは税務署に直接訪問して、書類を確保しても構いません。
 
その後は、書類の必要項目に記入して、申告期限までに郵送する訳です。時間外収受箱でも構いません。
 
3つ目は、税務署で直接質問して申告する方法です。税務署に行けば、必ず窓口に職員が常駐していますが、指示に従って申告していきます。
 
なお税務署に行く時に書類を忘れないよう、注意が必要です。ただ書類を忘れても、後日持参で対応してもらう事もできます。

2年目以降は年末調整での手続きも可能

なお会社勤めしている方の場合、住宅ローン控除の手続きは会社に任せる事はできます。
 
そもそも会社勤めしていれば、必ず年末調整を行うでしょう。
 
毎年の年末になったら、保険関連の書類を提出しているサラリーマンも多いですが、お勤め先ではローン控除の手続きも代行してくれるのです。
 
ただし年末調整で代行してもらえるのは、2年目以降になります。1年目だけは自分で確定申告する事になるので、注意が必要です。
 
もちろん自営業者やフリーランサーの場合は、2年目以降は代行してもらう事はできません。10年間は、全て自分で確定申告する必要があります。