住宅ローンを組む時には、毎月の返済日も決める事になります。

 

給料日に合わせて、20日や25日などにしている方も多いですが、その日を待たずに返済する方法もあるのです。

 

いわゆる繰り上げ返済ですが、返済期間を短縮できるメリットがあります。

住宅ローンの繰り上げ返済は毎月の引き落とし日以外で

多くの住宅ローンは、多めに返済する事もできます。しかも上述の20日や25日などに返済するのではなく、振り込み日も自由に決められるのです。

 

例えば毎月の25日に銀行引き落としで返済される状態になっているものの、あえて7日や10日など早めに返済するやり方もあります。

 

資金に余裕ができて、多めに返済できる時などは、7日や10日などに振り込み返済する事も可能で、これが繰り上げ返済の初歩とも言えます。

 

しかも金額も、やや多めにする事ができます。普段は毎月55,000円ずつ返済しているものの、10日などに22万円や44万円など返済する事も可能です。

住宅ローンの繰り上げ返済で返済期間を短くするメメリット

ところで住宅ローンには、もちろん残債があります。普段よりも多めに返済すれば、その分返済期間を短縮できるでしょう。

 

例えば毎月1回ペースで返済を続けていれば、20年ぐらいかかるとします。

 

ところが上記のように多めに返済すれば、17年や18年などと短くする事もできる訳です。ですから短期返済したい時は、繰り上げも活用してみると良いでしょう。

住宅ローンは繰り上げ返済で手数料を節約できる

また住宅ローンの繰り上げ返済は、手数料に関するメリットもあります。そもそも住宅ローンの手数料は、借りた日数分だけ返済していく事になります。

 

1日につき600円の手数料がかかるなら、100日で6万円になるのです。

 

しかし上記のように繰り上げを行えば、返済の所要日数も短くなりますから、金融会社に支払う手数料も少なくなります。ですから手数料を節約したい時も、繰り上げ返済はおすすめです。

住宅ローンの繰り上げ返済する際の手数料

ちなみに金融機関によっては、繰り上げ返済する時に手数料がかかる事もあります。

 

いわゆる事務手数料が徴収される訳ですが、銀行によっては1万円以上の手数料がかかる事もあるので、注意が必要です。

 

ただし、それも銀行次第です。銀行によっては繰り上げ手数料が無料になっている事もあります。

住宅ローンの繰り上げ返済 まとめ

つまり住宅ローンの繰上げ返済とは、やや多めに返済する事を指します。

 

もしくは早めに返済する訳ですが、やはり手数料を節約できるメリットは大きいです。ただし金融機関が定めている手数料は、よく確認しておく方が良いでしょう。