こんにちは。

 

今回は、過敏性腸症候群を持つ私が食べると体に不調が出る食べ物、ニンニクについてお話しします。

 

食べるとどのような体調不良が現れるのかをまとめてあるため、お食事をしながら見ていると不快になる話も出てくるかもしれないのでお気を付けください。

 

同じような症状でお悩みの方のお役に立てればと思います。

 

 

ニンニクには「アリシン」と呼ばれる成分が豊富に含まれています。このアリシンは疲労回復や生活習慣病の予防など、様々な健康効果をもたらしてくれると言われています。

 

しかし、このアリシンは刺激が強いため過剰に摂取してしまうと血圧低下や貧血、めまい、嘔吐など様々な不調を起こしてしまいます。

 

健康な人ならば、多量に摂取しないように気をければ問題ありません。

 

ですが、私は少量のニンニクを摂取しただけで胃腸がものすごく荒れることがあります。食後に胃腸の痛みが現れるだけではなく、ガスが大量に発生してお腹が張り、下す症状が出ることもあります。

 

少量を食べただけでもお腹の不調が起きてしまうのは、ニンニクに含まれるアリシンだけが問題なのではなく、どうやらオリゴ糖も原因と一つとなっているようです。

 

ニンニクにはフルクタンというオリゴ糖がたくさん含まれているのですが、このオリゴ糖は発酵性の吸収されにくい糖質です。

 

過敏性腸症候群の人が発酵性の吸収されにくい糖質を摂取すると、お腹の不調を起こしてしまいます。

 

そのため、発酵性の吸収されにくい糖質(FODMAP)を避けることで過敏性腸症候群を持つ人のお腹の調子を整える低FODMAP食を実行する際には、ニンニクは摂取しない方がいいと言われています。

 

ニンニクにはFODMAPのOにあたるフルクタンというオリゴ糖がとても豊富に含まれているため、少量でも食べてしまうとお腹の不調を引き起こしてしまいます。

 

たった3gのニンニクでも許容量を超えてしまうほど、過敏性腸症候群を持つ人のお腹とは相性が悪いのだそうです。

 

全ての方に同じような症状が出るとは限りませんが、過敏性腸症候群でお悩みの方はニンニクを食べた時に不調が起こるのかどうか気にかけてみるといいかもしれません。

 

2023年5月追記

 

現在でもニンニクを食べるとお腹を壊しやすいです。

 

ごく少量であれば問題はありませんが、ガーリックピラフや餃子などのニンニクしっかりと香る料理はお腹の不調の原因になります。

 

本当に少ない量ではありますが以前よりは許容量が増えたので、今後も少しずつ食べられるようになると嬉しい限りです。

 

2024年5月追記

 

にんにくを食べてもお腹の調子を崩すことは少なくなりました。

 

体調がイマイチなときに食べるとお腹にガスが溜まる症状が出ますが、通常の体調であれば問題なく食べられます。

 

生のニンニクと加熱したニンニクを比較すると、生ニンニクを食べた時の方が圧倒的にお腹の症状が出やすいです。そのため、体調は万全でない時には生ニンニクを食べないように気を付けています。

 

アリシンは熱に弱いという特徴があるため、私のお腹で時々悪さをするのはオリゴ糖ではなくアリシンのようです。

 

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました♪