こんにちは。
今回は、過敏性腸症候群を持つ私が食べると体に不調が出る食べ物であるプロセスチーズについてお話しします。
食べると起こる体調不良についてまとめてあるため、お食事をしながら見ていると不快になる話も出てくるかもしれないのでお気を付けください。
過敏性腸症候群の方にこの体験が少しでも役に立てばと思います。
プロセスチーズは、乳を固めて発酵熟成させたナチュラルチーズを加熱して溶かして乳化剤などを加えて固めたものです。
加熱しているので乳酸菌は死滅しており熟成が進むことがなくなり、ナチュラルチーズよりも保存期間が長くなります。
スーパーでよく見かけるスライスチーズや6Pチーズなどはプロセスチーズです。
プロセスチーズで体調を崩すことに気が付いたのは食事の記録をし始めてから大分経ってからのことでした。
すぐに気づけなかった理由は、他の食材と違い激しく体調を崩すわけではなく、たまたま調子が悪いのではないかと勘違いしてしまうような症状の出方だったからです。
プロセスチーズを摂取すると、1時間以内に胃が重い感じがし始めます。胃もたれの感覚に似ています。
何時間か経ち胃もたれのような不快感が治まると、腸が重い感覚になります。胃もたれの不快感がそのまま腸に移る感じです。ゴロゴロ音がなりますが、下したりはしません。
そして、プロセスチーズを食べた翌日になると必ず口周りに吹き出物が出ます。初めは油分の摂り過ぎかと思ったのですが、ナチュラルチーズや他の油分を摂取した後に吹き出物は出ませんでした。推測ですがプロセスチーズを食べることで腸が弱り、摂取した油分が処理できないことが原因になったのではないかと思います。
このように胃と腸の不快感と吹き出物が出るという症状だけだったため、たまたま内臓の調子が悪かっただけだと思い気付くのが遅れましたが、食事の記録とお腹の症状の記録を残していたことで、プロセスチーズを食べると毎回同じ不調が起こることがわかりました。
発酵性の吸収されにくい糖質であるFODMAPを避けることで過敏性腸症候群の症状を改善させる低FODMAPという食事法では、プロセスチーズは食べない方が良いとされています。
プロセスチーズにはFODMAPのDにあたるラクトース(乳糖)が多く含まれているため、乳糖不耐症の人が食べるとお腹の調子を崩してしまうそうです。
日本人の多くが乳糖不耐症であるとも言われており、私もその一人です。
私は乳糖不耐症であるため、プロセスチーズを食べることでお腹の不調が現れるようです。
全ての方に同じような症状が出るとは限りませんが、過敏性腸症候群でお悩みの方はプロセスチーズを食べた時に不調が起こるのかどうか気にかけてみるといいかもしれません。
2023年3月追記
プロセスチーズは食べてもお腹の調子を崩さなくなりました。胃の不快感や吹き出物も出なくなりました。
一度にたくさん食べると違うのかもしれませんが、今のところチーズフォンデュやグラタンなどを食べてもお腹に問題はないです。
もしかしたら以前よりも牛乳が飲めるようになったことが関係しているのかもしれません。
ただ乳糖に強くなったとは考えにくいので、あまり油断はせずに適量を食べるように気を付けて過ごそうと思います。
2024年3月追記
今のところ、プロセスチーズを食べてもお腹の不調は現れなくなりました。牛乳を飲める量も増えています。
昨年追記をした頃よりもプロセスチーズの摂取量が減っているのでお腹の不調を感じにくくなっている可能性もありますが、無意識に自分の身体が許容できる摂取量を守れるようになっているのだと思います。
プロセスチーズが食べられるようになったばかりの頃はグラタンやチーズフォンデュなどのチーズメインの料理を高頻度で食べていましたが、今は3か月に1度食べるかどうかです。スライスチーズは週に3~4枚程食べています。
今後も自分のお腹と相談しながら摂取量を調整できれば良いと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました♪