以前は、不快な症状を全て完治させようとする同居人の行動に従うのが苦痛でした。

 

それがコロナ蔓延で、本人が医者に行くのを控えるようになったこと、複数の医師から「治せない。」と言われて諦めてくれるようになったことで負担が軽くなりました。

 

せ*パ*ゾ*ン断薬からの副作用(眠れない、頭から音が鳴る)と高齢による老化(片方の腕と指が動きにくい)は治りません。

 

体が思うように動かせないわけですが、着替えと入浴、簡単な食事ができるため、介護認定というと、体の可動領域などで診断していただくことになります。という話をしていた矢先にコロナで外出控えましょうという世の中になり、お薬だけいただいている現状。

 

通院で付き添うとき、自分も将来が不安なため、気分が落ち込むかイライラするかでした。それも疲れてきて、通院で付き添っていないと仮定して?医療機関からの窓の風景、街、医療体制の変化を感じ取るだけになってきました。

 

常連ゆえに、接してくださる方々は親切にお声がけいただき、ありがたいです。

 

介護していることに気づかれて、「お疲れ様です。」と言われることも。過去に他の家族の入院で身のまわりのものを運んでいたときは自分がいなくなった気分だったので、あのときもそう言われて気持ちが軽くなったのを覚えています。

 

私がもしそうなったら、誰も付き添ってくれないのにと思うと余裕がなくなっていました。ひとりでないし、我慢とか思わないでと言い聞かせてます。根拠もなく。

 

待合室から見える木々と、飾ってある絵画がいつも変わらず迎えてくれます。

 

寒かったり暑かったりすると、通院も消耗します。春が待ち遠しいです。