リアバンパーの補修をフィルムで保護
自動車のリアバンパーが経年で傷と白化が気になっていました。
後方確認と紫外線対策はしていても、「え?いつの間に(気落ち)」という状態に。
小さな傷はパテと研磨でしのぎ、白くなった部分はコーティング。一時的にはよく見えたかも?という程度。
それに、自動車の上の方から、雨が降るたびに汚れが落ちてきて、なぜかバンパー部分が汚れやすい。汚れの通り道を掃除していても、です。
もう、こうなったらバンパーを何かで保護しようということで、自動車用の保護フィルムを貼ることにしました。ボディを傷つけないように慎重に。この作業、自動車を買った当初から少しずつ続けていまして、あれやこれやと試行錯誤しています。
フィルムうまく貼れない問題
- 道具の不足
フィルムをしっかり粘着させるための熱を与える道具や環境がありません。失敗を繰り返しできる余分なフィルムを予算上、用意できません。限られた条件で試行錯誤。
- 環境の不足
風と雨に当たる場所でフィルムを貼り付けます。砂と埃に気をつけても限界があります。風雨がおさまる時間を確保しなければいけません。
と、予算があれば解決できそうな問題ばかり。
人に頼むほどの広範囲かつ難しい部分を施工するわけではない(と思い込む)ので、楽しい?DIYと思えば耐えられるような、そうでもないような。
あまりお金をかけたくないのに、完成だけは期待するなんて。だから、そっと貼って様子を見ています。遠くから見て、リアバンパーの劣化が目立たなくなればいいので。
3Mラップフィルム
他のフィルムを使っていないので比較できませんが、3Mの自動車ボディラッピング用のラップフィルムは糊が残らず剥離性がよく、貼り付けた後は自然に取れにくいという、作業効率がよくなるフィルムでした。
以前、内装に3Mのテープでパーツを取り付けた際、粘着力が強力で糊を残さずきれいに剥がすことができたためラップフィルムもよさそうという期待を込めて。
自動車の材質によって光の反射具合が違い、光り方に応じてフィルム選び。マット、グロス、サテンなど比較して日差しのあたり方と貼る場所によって調整しました。洋服、お化粧品を選ぶ感覚とちょっと似ていて穏やかな時間ですね。「補修しないといけない」という焦りと不安と気落ちがどこかに行ってしまいます。
フィルム以外に必要なもの
貼り付ける前は、自動車用の中性洗剤で汚れを落とし、脱脂します。施工は失敗すると、ボディを傷つけますので、手持ちの小物や自動車の目立たないところで練習。WrapCut Pro(ラップカット プロ) フィルムカットテープを使いましたが、どうしてもカッターナイフが必要になってきます。他に、採寸のためのメジャー、仮止めと傷防止のマスキングテープ 、ボディとフィルムの間の気泡を出すためのカーフィルムスキージーセット、剥がれやすそうな部分は3M スリーエム PACプライマー K-500 粘着促進剤のような接着するものを使いました。きれいな仕上がりのために充電式ヒートガンも必要ですが、今回は使いませんでした。
フィルム選びの予定
マットは影になったり目立たせたくない部分に貼ってみました。漆黒が際立ち、黒が全体を引き締めます。サテンは、抑え気味の光沢で品が出ますね。ボディとの統一感がすばらしい!1080のフィルムは2080よりも伸縮が感じられましたので扱いやすい。一方で、作業中に破れるのを避けたいときは2080が安心ですね。
落ち着いた雰囲気の中にハードなかっこよさがあるマット。
本物の金属と見間違えるほど上質なサテン。
予定よりも多めに購入したほうが、失敗も気にせず、貼りやすいです。