『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』2014年出版の本を読みました。

 

どのような状態からミニマルライフにスイッチするかの著者の経験談。

 

ウェブコンテンツ、書籍が人気を集めているらしい。

 

200ページほどありますが、10分以内に読めました。

 

情報過多とお金の悩みから逃れましょう... 目に見えるものではなく、考え方をミニマルにする内容でした。

 

Getting Things Done しようね!

 

読み終わった後は、そのひとことが思い浮かびました。

 

海外のマネジメント本によくあるパターンですが、いかに集中して有意義な時間を確保するかの手引きです。

 

ミニマルライフのカテゴリに登録してみましたので、ミニマルライフの定義を振り返っていました。選択を減らす、時間の消費を記録するなど。そうすると、優先順位が見えてきますよみたいな感じです。

 

もともと物質的にも精神的にも豊かな人が、何かに疲れて、考え方を単純化する過程だったりします。私は、豊かだと思ったことは一度もありませんので、生まれたときからずっとミニマルライフです。選択できない、複雑な人生も歩めない生活です。これ以上のミニマルはありません。

 

引っ越しをした時に、洋服の量に驚かれたことがあります。あまりにも少なすぎて。世の中の人は、タンス何棹分ぐらいのものを持っているのかと逆に不思議になりました。

 

 

もしも、本当にミニマルライフを実践したいなら、ミニマルになるしかない底辺生活がわかりやすいです。

 

植物、家族、ペット、仕事関係、インテリア、贅沢な食事。お金がある人なら、心の安定のために持っていたいもの、愛されたいこと、愛したいこともあるでしょう。

 

底辺生活を送ると、心を穏やかにするものもなくなってしまいます。底辺というのは、仕事を失ったり、病気に苦しんだり、誰かからの裏切りだったりいろいろです。出口が見えにくい状況です。

 

考え方をミニマルにするって、実は心に少しだけでも余裕がないとできません。今どうしているかを把握して、変えていく行動を起こすことが必要だから。暗闇で迷っている人にとって、つらく聞こえることもあるでしょう。

 

日曜日の朝、大根を茹で、大根おろしを作り、ご飯を炊きました。

 

窓の外から蝉の鳴き声がしてきます。