最近読んだ本2冊。
本屋さんで「6月」「雨」といった
ワードが入った本をまとめて
コーナーにしてあるのに
気づいて手に取った1冊。
6月19日の花嫁 (新潮文庫)
637円
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主人公が目覚めるとそこは
見覚えのない部屋で、
部屋の主らしき男にも全く
覚えがない。
それどころか自分がどこの誰で
あるかの記憶まで失っていて…
という状況から始まるお話。
乃南さんの本はいくつか読んで
いたので選んだのだけど、
読み進むにつれて増していく
「ありえなさ」度に徐々に気力が
奪われまして。
悪者も「典型的」な描かれ方
しかしてなかったですし。
「え~、乃南さんの本ってこんな
感じだったっけ?」と奥付見たら
発行が平成9年。
だ~いぶ前の本なんですね。
それもあるのかもしれない。
そしてこちらはそのコーナー横の
棚に並んでて目に付いた本。
0能者ミナト 1 (B’s-LOG COMICS)
670円
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霊能力も法力もないのに
科学では説明のつかない
怪異現象を解決するミナトさん
という青年が主人公。
シリーズ何作も出ていて、
たぶん人気ある作品なのだと
思って読んでみたのですが。
確かに作を重ねているのは
わかる。
怪異現象の解決の仕方も
これまで読んだどんな本とも
違う。これはすごいと思った。
なので、他の本ではどんな怪異を
どんな方法で解決してるのかなーと、
そこにはすごく興味わくものの、
主人公のミナトさんがなんだか
好きになれなくて。
続き、読まないだろうなぁ…と
いう結論。
まぁ、こんなときもあるよね。