『苦界浄土』 | Aki-r-sのブログ

Aki-r-sのブログ

思いついたことをつれづれなるままに。

 

 

読みました。

 

 

 

 

地元本屋さん2軒回ったけど

 

おいてなくて、

 

最後に行った長崎書店さんで

 

発見。

 

ここならあると思ってたんだ。

 

この安心感と信頼感。

 

(なのになんで最初に行かない

 

かというと…3軒の中で一番、

 

お店まで遠い(^^;!)

 

かけていただいた文庫カバー、

 

くまモンだったのも嬉しかった♪

 

IMG_20180221_180007.jpg

 

 

さてさて、『苦界浄土』。

 

その前に、これを読むきっかけに

 

なった「ひとり芝居 天の魚」の

 

記事があったので(わたしが

 

観た公演の前日に水俣で

 

行われた公演の記事ですが)

 

リンク。毎日新聞さん記事の

 

Yahoo!版。もしかして日が

 

たつと読めなくなるかも。

 

 

<ひとり芝居>苦界浄土、演じ継ぐ 水俣で石牟礼さんしのぶ(こちら

 

 

 

話を戻して。

 

高校の時にね、夏休みの作文の

 

課題で、いくつかテーマが

 

決められていて、その中から

 

「公害」について調べて書いたの

 

ですよ。

 

そっち方面に詳しい先輩から

 

資料をいくつかお借りして

 

ツギハギしながらまとめて

 

提出したら結構いい評価を

 

いただいたので、よく憶えてる。

 

で、だ。

 

今回『苦界浄土』を読んで、

 

先輩が貸してくれた資料の中から

 

わたしが特に心ひかれて引用

 

した文が全て『苦界浄土』の文

 

だったと知りました。

 

本の形ではなく、部分部分の

 

コピーの形だったので

 

それが『苦界浄土』という本の

 

一節だと意識せず、更に

 

その頃は引用するときの

 

ルールとか、なーんにも

 

わからなくて書いてたので、

 

元の資料を明記することなく

 

作文に引用した気がする。

 

もしかして先生は『苦界浄土』

 

からの引用とわかっていて、

 

当時の高校生で『苦界浄土』を

 

読んでいる、ということに対して

 

(ほんとは読んでなかったのに

 

ねf(^^;!)高い評価をしてくれた

 

のではないかと思い当たったの

 

でした。

 

 

石牟礼さんという方は

 

ある種、シャーマンとか巫女

 

とか、そういう性質をお持ち

 

だったのではないかと思う。

 

「この世」を見るときに

 

いつも「この世ならざる世界」が

 

重なって見えているような、

 

そんな視点を持ってらしたの

 

ではないかと、そんなことを

 

読み終わって考えました。

 

いろいろ調べてて、もう1冊

 

読んでみたい石牟礼さんの本、

 

出てきたんだけど、果たして

 

本屋さんにあるかなぁ。

 

 

 

最後に。

 

水俣病はまだ終わっていなくて、

 

そして「福島で同じことが起ころ

 

うとしている」と、公演スタッフの

 

方がおっしゃいました。

 

それに関連した二つの記事を。

 

 

朝日新聞さん記事。

 

水俣病に関するトピックス:知る水俣病(こちら

 

 

ハフィントンポストさん記事。

 

水俣病、公式確認から60年 なぜ福島でも同じことが繰り返されるのか(こちら