今日の画像は、フルパッカーによる収集風景を撮影した極めて貴重なものです。
画像は、「横浜の清掃事業ー120年のあゆみ」より拝借しました。
画像で確認できる通り、テールゲート上部についている押込板？というか、掻込板？にて、ゴミを奥へと送り込む機構です。
東京都清掃事業百年史では、この車両の登場は昭和41年となっていますが、車両自体は昭和30年代前半にはすでにありました。
清掃車両の架装技術でいえば、まだ草創期段階の車両ですが、産業技術史の観点からすれば、全油圧式という点がかなり前史から前進した画期的な車両といえるでしょう。
東京都でも昨日の画像の通り配置されていた車両ですが、収集作業を捉えた画像は今日の横浜市の画像しか見たことがありません。
極めて貴重なショットです。