パーソナルコーチ Lemurian Record 赤間です。

「世界が自分の住む場所」という超感覚で生きている「どさんこ」の体験をご紹介しています。

ずっと心に描いていた「魔女の宅急便」の世界に会いたくて、スウェーデンのゴットランド島にある街、ビスビーを訪れた。

赤い屋根と石畳、バラの花が咲く細い路地。

その光景が、どこか懐かしく、胸の奥をくすぐった。

フェリーターミナルを出た瞬間、ひんやりとした潮風が頬を撫でる。

バルト海の向こうから漂ってくる海の香りに、旅の実感が湧いてきた。

目の前に広がるのは、高くそびえる中世の城壁。

ビスビーの旧市街は、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。

小さな石畳の路地を歩くと、カラフルな木造家屋や古い教会跡がひっそりとたたずんでいる。

ひときわ目を引いたのは、サンタカタリーナ教会の廃墟。

崩れかけた尖塔が青空に向かってそびえ立ち、そこにからみつくバラのツタが、歴史の静かな美しさを物語っていた。

カモメの鳴き声が響く空の下、まるで「魔女の宅急便」のキキが今にも飛んできそうな空気が漂っていた。

ビスビーの旧市街を歩き始めると、石畳の路地が迷路のように続いている。

坂道を登った先に広がる港の景色は、まるで「魔女の宅急便」のワンシーンそのもの。

この街で暮らしていたら、キキのように、自分の居場所を探す冒険を始めていたかもしれない。

この街では、中世も魔法も、今も静かに息づいている。

マウンテンバイクを借りて、石畳の道を爽快に走り回った。

坂道では、空に飛ぶような気持で、バイクを心から楽しんだ。

その時、道端で小さな動物が走る姿をみつけた。

バイクをとめて、その姿を見ると、可愛いハリネズミくんが姿を見せてくれた。

メルヘンの世界に迷い込んだような気分で、ビスビーでの時間を楽しんだ。

古い歴史が残されている不思議な空間では、魔法にかけられたような時間が過ぎていった。

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(文)Lemurian Record 赤間