他人から望まれたとしても

その人のためにならないのなら

会うのはよそうと思う

自分の感情を抑えて

他人の意見や思いを聞き出すのは

大人になってからやりなさい

若いうちは

感情を出すことが必要で

もう歳を取ってからでは

遅すぎるのよと

初老のおばちゃんは思うのでした

諦めることが

歳を取ると多くなります

がむしゃらに頑張るには

無理があるからね

自分が傷つくのも

傷が治りにくくなるから

不合理だそう思っても

弱者は大人しくするしか

なくなってくる

反論するには

パワーが足りない

知識とか倫理とか

そんなものは

健常の世界のなかの基準にしか当てはまらない

それでもね

淡々と日常を送り

頭を下げ下げ

自分だけはそうは生きないと

心の中で強く強く思うのです

多様性は、都合がいいけれど

その枠にも入りきれないあぶれた子は

どうしたらいいのでしょう

そっと

日陰で

ニコニコしながら

生きる事を許して下さい