慢性上咽頭炎と不定愁訴からの回復 | アトリエ縁 -yukari- 出張所(仮)

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フリーイラストレーターゆかりんの日々の小さな気づきから、
グッと来た記事や本、動画などをつれづれなるままに。

こんにちは、ゆかりんです!🙌

 

意図せず健康の話が続いております…ニヤリ

今回はちょいマニアックな(だけど花粉症やアレルギーの方は他人事じゃない)症状、

過去に散々苦しめられた慢性上咽頭炎のことを、

少々スピ視点を交えてお話したいと思います。

 

<慢性上咽頭炎とは>

「風邪は万病の元」の諺が示すように腎臓病、関節炎、膠原病、皮膚疾患など様々な疾患が風邪をきっかけに発症することは古来より知られています。実はこの「万病の元」として慢性上咽頭炎が重要な役割を果たしている可能性があります。

上咽頭は繊毛上皮に覆われて、空気の通り道として細菌やウイルスなどの病原菌が付着し易いのみでなく、免疫応答を担当する免疫器官としても働きます。そのため、感冒などで上咽頭の免疫担当細胞が活性化されると、活性化されたリンパ球や単球に加え、リンパ球や単球が産生した炎症物質(サイトカイン)が血流に乗って全身を駆け巡り、遠くはなれた腎臓、関節、皮膚などに炎症を引き起こすという重要な機序が存在します。(堀田修クリニックより引用https://hoc.ne.jp/eat/

 

個人的なストーリーとしては、元々花粉症持ちのわたしが

高熱と咳を伴う風邪で鼻喉症状を悪化させたことが、

完治せず慢性化してしまったキッカケです。

耳鼻咽喉科では適切治療を受けることが出来ず、

そのまま慢性上咽頭炎と気づくことなく放置すること3〜4年余り。

 

わたしが上記のような不定愁訴に悩まされたことは

最近記事にしましたが、そこで得た大切な学びはただひとつ。

 

自分の内側の意識が肉体の不調に反映していた

と気付けたことに尽きます。

 

外側(肉体側)ばかりに不調の理由を求め

症状を除去したところで

内側の意識の変化がないままだったら、

いずれ同じ症状を繰り返すことになるでしょう。

 

逆を返せば、内側の意識次第で症状は治まっていくということです。

病は内なる意識の浄化のプロセスとして捉えることが出来た時、

また、その考えが腑に落ちた時、症状は消えていきました。

 

…とはいえ。

とはいえ!!

 

身をもって体験してからは腑に落とせたこの考えも、

体調不良真っ只中にいる時にはどうしたって出ている症状にフォーカスしがちです。

だって辛いから!!えーんえーんえーん

 

わたしは歌うことが趣味で時々作曲をするのですが、

慢性上咽頭炎によって半年以上おばあさんのような嗄れ声になっていましたガーン

歌うことの出来ない日々のストレスたるやすさまじく、

いつ治るとも知れない不安が募っていくばかり。

それもまた症状を引き延ばす原因だったかも知れません。

 

ですが、喉の痛みと声枯れ(+自律神経系症状の不眠や倦怠感、全身の凝りに至るまで)があまりにも日常化しすぎており、

自分では「なんだか最近いつも怠いな〜喉風邪長引くな〜ダウン

くらいの認識でしかありませんでした。

 

ちょうど体調絶不調の頃、半年ぶりに会った姉に

「その声どうしたの!?誰?って思った真顔

と真顔で言われた時に、改めて異常を自覚するに至り笑い泣き

 

そこから「なんとかしよう」という一歩を踏み出しました。

 

まずは慢性上咽頭炎を治すステップの第一歩として

とても助けになった書籍をご紹介します。

 

 

こちらは慢性上咽頭炎が数々の深刻な症状に

関連していることを証明された堀田修先生が書かれたもの。

専門的な知識を、医学の知識のない一般の人にも

とてもわかりやすく解説してくれており、

原因不明の体調不良で悩む人必読の内容となっています。

 

慢性上咽頭炎にはbスポット治療(EAT)が

必要であることを解説していて、

それを行ってくれる医療機関も掲載してあります。

心当たりがある方はぜひ読んでみて…!

http://special.asa21.com/special/eat

 

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慢性上咽頭炎にかかった時、常に不快だった症状は「後鼻漏」。

わたしの場合は後鼻漏の悪化に伴い、

慢性の風邪様症状と声が出ない状況が続きました。

頭痛や慢性疲労、全身の凝りもここからです。

放っておくとIgA腎症(免疫細胞が原因で腎臓に炎症がおきる状態)になり、

様々な症状に発展してしまいます。

(わたしの場合もなりかけていました😥)

 

そんな不定愁訴が長く続くと「長引く風邪+鬱の合わせ技かしら」という考えもよぎりますが、

わたしはなぜか不調が別のところにある確信があったため、心療内科を受診しませんでした。

が、それも早期回復の鍵になったようです。

というのも、精神面に作用するお薬を一旦飲み始めると

薬抜きで生活しようとする時に、それはそれで不調が出るからです。

 

その昔会社勤めだった頃、

自分に不向きな業務と電話のコール音にやられて

不眠症をこじらせたことがありましたが、

診療内科でいただいたお薬が強すぎて

昼も夜も眠くて居眠り廃人のようになった経験を思い出しました笑い泣き

 

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そんなわけで、現在起き上がるのがしんどい症状が出ている方は慢性上咽頭炎

その他鬱っぽいかも???という症状が出ている方は心療内科を受診する前に、

低血糖貧血を疑ってみることをお勧めします。

本当は早く立ち直れるものを、

誤診されてしまうことで症状が長引くこともありますので…!えーん

 

そして最初の話題にもどりますが、

外側の現象は、自分の内側を反映したものであることを

意識してみることが大切だと思います。


わたしの場合は内側に

・三次元で生きることに対する諦め(覚醒体験で逆に虚無に陥ってしまった)

・幼い頃から体が弱いという思い込み

・病気や痛みに対する極端な怖れ

というブロックがありました。


そちらに目線を向ける心の余裕を持つためにも、

まずはひとりでも多くの方が適切な治療を

受けられることをお祈りしていますお願いキラキラ

 

最後になりましたが、現在慢性上咽頭炎がつらい方、

堀田先生のこちらの著書もお勧めですよ〜ウインクキラキラ

(わたしは1冊目で寛解したのでこちらは未読です😂)

ピンと来たらぜひお手にとってみてくださいませ。


それではっ!バイバイ