25日、民主党の新しい代表を選ぶ代表選挙が行われる。代表選は海江田元経産相と馬淵元国交相による一騎打ちとなる見通し。

代表選は党所属の国会議員145人の投票によって行われる。

立候補を表明している海江田氏は、輿石幹事長や細野政調会長の他、旧社会党系のグループなどに支持を広げている。海江田氏は「あえて火中に栗を拾うということで、決意しましたけれども、馬淵さんも出てくれるということになりましたので、あとは2人で正々堂々と所信を述べあって、民主党の議員の皆様の審判を仰ぐ」と述べている。

一方、馬淵氏は、野田首相のグループなどが支持している。馬淵氏は「最後はどれほどの (民主党) 再生に対する意気込みがあるのか、熱意があるのか、行動力があるのかが問われると思っているので、そのことを信じて訴えていきたい」と話している。

また、党内には、25日に行われる2人の演説を聞いた上でどちらに投票するか決める議員もいるとみられる。

結党以来の危機を迎えている民主党の再建を担うのは誰なのか。新代表は25日夕方には決定する予定。